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朝食の片付けが終わって軽くシャワーを浴びる。俺は、風呂のお湯も味噌汁等の飲み物も基本的に熱いのが好きだ。なんでかはわからないけど
と言っても時間が時間なので、風呂までは浸からないが朝かいた汗を洗い流す。今日は朝練がないから8:30には学校にいればいいだろう。
そういえば今日から新学期か
晴れて二年生となるわけだが、クラス替えはめんどくさい。一年生の時は、京と同じクラスだったし。というか小学校から、クラスが違ったこともないし中学からはずっと隣の席だ。京はあ行の最初だし、俺はか行の最初だから、席が必然的に前だし、でも二人共高身長だから後ろのやつと交代するのもお馴染みの結果だ。
京と離れるのは嫌だなぁ
と、考えながら脱衣所で制服に着替えて洗濯機を回す。時間があるからと言ってゆっくりできるわけでもないので、俺は早々に髪の毛を乾かす。風引くし、寒いのは嫌だ。産まれながらに汗っかきなので、髪は何時でも濡れてるようなものだが、乾燥で傷んだ事はない。随分と恵まれて産まれてきたものだと我ながらに関心する。
その間に、洗濯機が終了のアラームと共に鳴り止み、俺は素早く籠にほおりこみ、庭の物干し竿に移動する。制服の上着を脱いで、エプロンをまたつける。朝は寒いとはいえ、春になって日も出始めると暖かくなるもので、制服のシャツとネクタイ、ニットだけでも十分暖かった。家がでかいので必然的に庭もでかくなるもんだが、手入れが面倒なので現在一面の人工芝と物干し竿しかない。ちゃんと洗濯物が濡れないようにそこだけ屋根もついてるし、見えないようにも色々してあるので、晴れた日はしっかり外干しができて嬉しい。部活から帰ってきて一番に洗濯物を片付けるのだが、やっぱりその時服が暖かいと気持ちが良い。
洗濯物を干し終わり、エプロンを脱いでリビングに向かう。まだ登時間があるので勉強でもしようかなと自分の部屋へ行こうとすると
「嶺!」
風峯「あれ、京」
玄関に京が現れた。京の家も、俺の家も普通に行き来しているし、お互いの家の合鍵を持ち合っている。帰ったら、先に京がいて食事の準備をしていたなんてこともあり、別にもう慣れたが登校時間よりも早い京の来訪に少し驚きながらも、俺は駆け寄る
赤葦「早めに学校行かないと、クラス分けの紙、見れなくなるよ。絶対混むし」
風峯「あ そうか。うん、行こう」
制服の上着を着て鞄を持ち、玄関に向かう。しっかりと施錠をして家を出た。
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光ノ華(プロフ) - ゆうさん» 因みに呼び名の方は、「りょう」と呼びます。いえいえ、またわからない所があったら聞いてくださいね! (2019年2月17日 13時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - りょうきですね。ありがとうごさいます。いえいえ、私が漢字に弱いだけなので! (2019年2月17日 11時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - ゆうさん» りょうきです!ごめんなさい……読みにくかったですよね…… (2019年2月17日 7時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - すいません。私漢字に弱くて変更なしだと嶺貴ってどう読むんでしょう? (2019年2月17日 0時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - 分かりました!ありがとうございます(小声) (2019年2月13日 6時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
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