【ハイキュー】秒の覇者

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涼宮「あの」

「ん？」

赤葦「あぁ。えっと……涼宮？」

涼宮「はい。涼宮従です」

「どうかした？あ、もしかして５対５のチーム？」

涼宮「あ、はい！よろしければ、俺をお二人のチームに入れて頂けませんか？」

「俺はいいよ。ね？京」

赤葦「うん。レシーブの要がいてくれて助かるよ」

「そんなわけでよろしく」

涼宮「よろしくお願いします」


一年生との親睦を深めるため、毎年行われる５対５

俺と京は同じ(割と強引だったけど)で、一年生は、たった今涼宮が入った


常磐「はいはい！！俺も入りたいです！風峯さんのチームに！」

「あ、木兎さんの後輩君」

赤葦「常磐だよ。嶺」

「あぁそうそう」

常磐「それで！いいですか？」

「うん いいと思う」

常磐「ありがとうございます！」


五月蝿そうだったけど、そうじゃないな

明るいって言った方が合ってる


「じゃあ、京。尾長も誘お。あと一人だし」

赤葦「そうだね。そうしようか」


それで俺達のチームは出来上がった

そして、1試合目


木兎「ヘイヘイヘーイ！！風峯！赤葦！本気で来いよ！」

風峯「ガチですかこのメンツ……」

木兎さん率いる三年生チームは、木葉さんをセッターにした、鷲尾さん、小見さん、猿杙さん、木兎さんのほとんどならぬ、オールレギュラーチーム しかもスタメン


風峯「大人気な……」

小見「聞こえてんぞ風峯ー」

赤葦「手加減してくださいよ。入部初日から一年生怪我させる気ですか」

木兎「親睦を深めるためだろうがなんだろうがやるからには、全力だろ赤葦！！」

赤葦「そんな事して、後で自主練とか嫌ですか常磐「木兎さん！負けませんよ！！」

涼宮「風峯さん！背中は守りますのでご安心を！」

「あー……うん」

赤葦「……」

木葉「一年生はやる気だぞ赤葦www」

猿杙「まあ、普段やれない事やるつもりでやるよ」

鷲尾「木兎の手網は任せろ」


物凄く頼もしいこと仰ってますが、もう少し手加減するという優しさも残しといてくれませんか

体力的に無理ですよ俺←スタミナ5


涼宮「風峯さん、本気で行きましょう」

「随分と意気込んでるけど……涼宮はスタメン勢(あの人達)のこと、怖くないの？」

涼宮「強いスパイクには慣れてるつもりです。それに、同じコートに風峯さんといるんだって考えるだけで、凄くやる気になります」

「え」

涼宮「俺は、秒の覇者(お二人)の背中を守るために、梟谷(ここ)に来ましたから」

次！

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