4月9日（火）・1 ページ28
「へっくしっ」
赤葦「……どうしたの嶺。風邪でもひいた？」
「あー。昨日の夜窓開けっ放しで寝落ちしたから……」
赤葦「ちょっと。まだ春先とはいえ寒いんだから、ちゃんと布団被って寝ないと」
「はいはい」
新学期初日の翌日
いつもの様に朝のロードワーク終え、朝練に向かう
昨日は、白鳥沢の人達とLINEで会話してる途中に寝落ちしてしまったようだ
起きたら、物凄い数の通知になってたし
「昨日、白鳥沢の人達と話してたんだけどね、賢二郎が来週の土日に、梟谷と音駒と宮城の青城と白鳥沢の四校で合宿することに決まったって言ってたけど、話聞いてる？」
赤葦「うん。昨日朝呼ばれたのは、その事についての説明だったよ。木兎さんはいなかったけど」
「多分居ても聞いてないよ」
赤葦「それもそうだな」
たったの二日だけど、強い所と試合が出来るのはとても嬉しい
青城は、一さんに会えるし、音駒は研磨や黒さんにも会える
本当にとても楽しみだ
赤葦「新しく入ってきた1年生も連れてくって言ってた。場所は白鳥沢だって」
「あそこも結構広いもんな。綺麗だったし」
特に、寮の広さは凄かった
賢二郎の部屋は、綺麗に整備されてたし、若さんの部屋は、なんかバボちゃんのうちわがあった
てかそれしか印象に残ってない
「1年生と言えば、昨日めっちゃ背高い奴いたよな」
赤葦「尾長でしょ。尾長渉。MBの。190cm台だって」
「なんでそんな知ってんの京」
赤葦「合同練習の時、ペア組んだ。打点すごく高いし、ブロックも良かった。あの身長で速攻使えたら、もっと試合が面白くなる(ﾆﾔﾘ」
「……楽しそうで何より」
京のあんな顔は久しぶりに見た
あれはあれだ。何か企んでる時の顔だ。しかも悪い感じの
「だったら俺も負けてられないな。尾長の倍飛んで打点もっと高くしてやる」
赤葦「うん。今ここでくたばってもらっちゃ困る」
「そんなつもりない」
赤葦「それは何より」
そう言って、二人で笑い合う
赤葦「今日から1年生の仮入部期間だから、しゃんとしてよ」
「俺が練習でいつだらけた」
赤葦「見たことないけど、今にもサボりそう」
「今更かよ。一体何年一緒に居るんだ俺達」
赤葦「行くよ。ほらさっさと歩いて！」
「スルーはつらい」
春風が吹く
新しい風が吹く
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光ノ華(プロフ) - ゆうさん» 因みに呼び名の方は、「りょう」と呼びます。いえいえ、またわからない所があったら聞いてくださいね！ (2019年2月17日 13時) (
レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - りょうきですね。ありがとうごさいます。いえいえ、私が漢字に弱いだけなので！ (2019年2月17日 11時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - ゆうさん» りょうきです！ごめんなさい……読みにくかったですよね…… (2019年2月17日 7時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - すいません。私漢字に弱くて変更なしだと嶺貴ってどう読むんでしょう？ (2019年2月17日 0時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - 分かりました！ありがとうございます（小声） (2019年2月13日 6時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
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