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赤葦「嶺、少し合わせるよ」
風峯「おう」
震えも収まり、体が暖かくなった所で少しトスを合わせる
うちの学校の部活紹介は、クラスごとに各体育館やグラウンド、教室に陣取っている部活を周り、そこで紹介を受け、回り終わったら1時間の自由時間に入り、自分の気になる部活を見学出来るというものだ
今年の1年生は8クラス。結構多いので長い時間スパイクを打たなければならない。自由時間の時は、先に帰った先輩方も来て12人のレギュラーで練習をする
つまり8クラス回り終わるまでエンドロールでスパイク練習なのだ
部活紹介をするのはマネの二人と顧問の二人。だから俺達は何も喋らずただ打ち続ければいいのだが
木兎「ねぇねぇ赤葦！今年の1年どんなのかな？俺、喋っても良い？」
赤葦「……木兎さん。俺達はあくまで見本であって紹介するのはマネと顧問の先生方です。何事もなく、いつも通りに元気にやってくれればいいんですよ」
木兎「何ぃ？！キャプテンのこの俺に喋らせない部活紹介ってやる意味ないだろ！なんでそれを早く言わない！」
赤葦「……木兎さん説明会の時寝てたじゃないですか……」
木兎「！？」
相変わらずこの人は、テレビの取材が来ようものなら必要以上に目立ちたがる人で、毎回京を困らせている
木兎「とにかく！俺は納得しないぞ！！」
赤葦「…………」
最早言葉も出ずため息をつく京。
ここで否定でもすればどこでテンションが落ちるか分からない。言葉1つ1つに神経を研ぎ澄ませないと、木兎さんはすぐにしょぼくれる
いくらなんでもこんな時に落ち込ませる訳にはいかない
風峯「……木兎さん。大事な新入生勧誘の場で、噛まずにしっかりカンペ無しで好印象を持たせながら部活紹介って、出来ますか？」
木兎「え？あ……いや、それはだな」
風峯「俺だって無理です。だからここは、ちゃんとできる人に任せて、俺達はしっかりカッコイイ所見せて、1人でも多く確保しましょう」
カッコイイ
その言葉に食いつかないはずもなく
木兎「よーし！いつでもみんなで助け合い補うのがバレーだからな！俺はちゃんとカッコイイ所見せるぞ！」
思えば去年も、こんなことしてた気がする
俺は、紹介される側だったけど木兎さんが急に喋りだして、多くの人の笑いを呼んでいたが、あの時の小見先輩のやるせない微妙な顔を忘れられない
今年も何事もなく閉めなければ
俺は、スパイクの助走を踏んだ
ーー
新作です！これ以上は作らないつもりです！
【ハイキュー!!】最強のセッター
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光ノ華(プロフ) - ゆうさん» 因みに呼び名の方は、「りょう」と呼びます。いえいえ、またわからない所があったら聞いてくださいね！ (2019年2月17日 13時) (
レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - りょうきですね。ありがとうごさいます。いえいえ、私が漢字に弱いだけなので！ (2019年2月17日 11時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - ゆうさん» りょうきです！ごめんなさい……読みにくかったですよね…… (2019年2月17日 7時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - すいません。私漢字に弱くて変更なしだと嶺貴ってどう読むんでしょう？ (2019年2月17日 0時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - 分かりました！ありがとうございます（小声） (2019年2月13日 6時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
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