【REBORN!】また新たに神様と出会った男装少女は大空戦に召集されました。 (ページ14)

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「誰だ？じじぃを容赦無くぶん殴ったのは。

誰だぁ？モスカごとじじぃを真っ二つに焼ききってたのはよぉ。」

ザンザスが言葉の圧力を、ハイパー化の解けたツナにかける。

「オ……オレが…9代目を……」

ツナの目からだんだん光が無くなっていく。

「悪いのは…私だ………」

ティモッテオさんのその声は掠れていて、僕が治療したのにもかかわらず、ぐったりとしていた。

ツナに誤り、ゆりかごのことを話すティモッテオさん。

「あぁ…そこの白いコートの君。
君に会うのも久し振りだね。
何も…変わってない…
安心したよ……君に……また………………会えて……よかっ、た………」ｺﾞﾎｯ

何も変わってない、それは貴方の超直感で僕が不老不死ってこと、予想ついてるの？
それとも………。

血を吐いたティモッテオさんを見ると、自分の弱さが丸見えだ。

恭弥も、ティモッテオさんも、完全に治せなかった。時間が足りなかった。
僕自身の時間は計り知れないくらいあるのに。

＿＿＿もう、辞めたいよ。こんな弱い自分。

***

「9代目の弔い合戦は我々が仕切ります。

我々は勝利者が次期ボンゴレボスとなるこの戦いを、

大空のリング戦と位置づけます。

すわなち、今まで行ってきたリング争奪戦の最終戦です。」

チェルベッロはそう言い切ると、ザンザスに了承を得た。
ザンザスはとてもやる気。

「それから、手品師。
貴方には光の守護者となる素質があったので、本物の光のリングを渡します。」

チェルベッロが1人僕の方へやって来て、リングを掌に置いた。

『……どうも』

素質があった？
僕は、何もしてないよ。ただ、突っ立って、みんなに迷惑をかけた。
恭弥に、ツナに、戦いを押し付けて…。
こんな思いするなんて、始めてだよ。

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『……………ああもう、嫌になる。』