【REBORN!】また新たに神様と出会った男装少女は大空戦に召集されました。 (ページ13)

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僕とツナに標的を定めたモスカは、空を飛ぶツナと地を駆ける僕に爆弾を無差別に撃ちまくる。

僕は有幻覚のナイフを出来るだけ真ん中を貫かない様に注意しながら投げていた。
銃、っていう手もあるけど、流石に中に人、それも知り合いがいたら撃てる訳がない。

対にツナはモスカに追われていた。
腹部に付いた丸い所が光る。

『ツナ！！』

あんな至近距離じゃ…！！

助けたい、かと言っても適当に攻撃出来ない。

モスカの腹部に付いた銃が発射されるよりも早く、ツナはそこを殴った。
威力が強かったのか、モスカは地に打ち付けられる。

フィールドの外で喜ぶ声が聞こえるけど、まだ、まだなにかあった気がするんだ。

***

「XANXUS…一体これは」

一度地に足をつけたツナは今の状況を知る為にザンザスの方を向いたが、次の瞬間モスカがゴオォと凄い音を立てて、ツナの方へ飛んでいく。

そのモスカを片手で止めたツナは、もう片方の手に炎を灯した。

やばい…ちゃんとした原作は思い出せないけど、やばいって本能が言ってる。

『ツナ！！！待って！！』

気がついたら僕はツナを止める発言をしていた。

でもその声はツナに届いてなかったようで、モスカを正面からぶった切った。

その切られた隙間から人影が見える。

『…………………ティモッテオさん………！』

モスカから倒れるように出てきたティモッテオさんを見つめる。

治さなきゃ、と思ったのはその後だった。

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僕はなんの為にツナと共闘したの？
結局僕は何もしなかった。
原作通りだった。
ティモッテオさんを助けられなかった。

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＿＿＿もっと、もっと強くなりたい。そしてみんなを守りたい。