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6人目★ギタラクル ページ11

次の部屋に着くと、不気味な雰囲気が漂っていた。

何?なんか気持ち悪い…
もう相手は来てるのかなぁ。

そう思いながら後ろを向いた私は、その相手を見て絶望した。




「やぁ。Aじゃないか。久しぶりだね。」

イルミは、いつもの落ち着いた口調だ。




「あ、なっ、なんでギタラクルが…」



「それは俺にも分からない。ヒソカと話してたら、急に白い光に包まれて、この部屋に飛ばされたんだ。」



「へぇ〜やっぱヒソカと仲いいんだね。」



「まあね。それより、ギタラクルじゃなくてイルミって読んでくれない?ギタラクルはハンター試験の時限定だから。」



私は、ギタラクルの方がしっくり来るんだけどなぁ。



「分かった。今後は本当の名前で呼ぶよ。」



そして私は、恒例のお題の紙を開いて見た。


〇〇しないと出られない部屋!6回目
お相手:イルミ
貴方はイルミに壁ドンしてもらわないと出られません!!




あっ…
壁ドンねぇ。
いつか来るとは思ってたけど。





「あのぉ…すみません、これ見てもらえます?」

私は恐る恐るイルミにあの紙を差し出した。




暫くするとイルミが口を開いた。


「つまり、俺がAに壁ドンすればいいってこと?」


「お察しの通りです…!」


「じゃあいくよ〜」


えっ、ちょっと待って
いくらなんでも急すぎ…!




ドンッ!




私は壁に押し付けられた。
すぐ横にはイルミの手、目の前にはイルミの顔がある。



「キルの居場所、教えてよ。」


ええ!!
いや、私本当にキルアの居場所知らないんだけど!
だって、この、"〇〇〇しないと出られない部屋"シリーズから現実に戻れなくなっちゃったから、キルアと連絡取ったりも出来てないし。


「ごめん。私、キルアの居場所知らないや。」



「本当?」


真っ黒で全く光がない瞳に見つめられ、私は怖くなり、イルミから退いた。
キルアもこんな思いをしてるんだね…




すると、またイルミが壁ドンをしてきた。
今度は逃げられないように、両方の手をついている。


「本当かって聞いてるんだけど。」



私は焦りながらも必死に答えた。

「本当です!!実は私、この〇〇しないと出られない部屋っていう世界?からずっと抜け出せてないの。携帯も現実に置きっぱだからキルアと連絡取りようもないし。」




「…そう。疑って悪かったよ。」



「別にいいよ。疑われることなんてしょっちゅうあるし。」


特に、私やキルアみたいな変化系は嘘つきだからねぇ…

〃→←〃



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設定タグ:HUNTER×HUNTER , 〇〇しないと出られない部屋 , 短編集   
作品ジャンル:アニメ
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冷媒 - ギタラクル試験限定じゃないです (2023年3月4日 17時) (レス) @page11 id: 998faff389 (このIDを非表示/違反報告)
光姫(プロフ) - 白器*さん» リクエストありがとうございます!!了解しました。 (2019年8月11日 23時) (レス) id: 67223175f8 (このIDを非表示/違反報告)
白器*(プロフ) - リクエストで、イルミをくすぐる、出来たらお願いします! (2019年8月11日 16時) (レス) id: 807ceadfb9 (このIDを非表示/違反報告)
光姫(プロフ) - しーPーさん» リクエストありがとうございます!了解です〜 (2019年7月21日 11時) (レス) id: 25efd66d6d (このIDを非表示/違反報告)
しーPー - リクエストです!!!「ヒソカに3分間床ドンされる」が見たいです!!!出来たらお願いします♪ (2019年7月21日 1時) (レス) id: 616c24bce5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:光姫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/momomomo091/  
作成日時:2019年6月16日 23時

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