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なんかもう申し訳なさで消えたくなってきた(大袈裟)ころ。
｢おや、Aさんではありませんか｣
｢ゆ、弓弦くん…！！｣
救世主という名の弓弦くんが現れた。
事情を詳しく説明し、困っていたことを伝えれば、彼はふむ…と考え込む。
｢Aさんはこちらとこちらの服で悩んでらっしゃるのですよね？｣
｢そうなんだよ、それなのになんか勝手にコーディネート対決始めだしてあの子らおかしい｣
そう、そもそも私はコーデを考えて欲しい訳では無い。なんなら私が今悩んでる服に関しての意見が欲しい。
その意を汲み取ったらしい弓弦くんは、Aさんにはこちらの方が似合うかと、と言って私が持っていたスカートの片方を指さす。
自分の顔を見なくとも、ぱぁと顔が明るくなったのが自分でもわかった。
｢ほ、本当？やった、私もこっちが良いかなって思ってて！意見くれてありがとう弓弦くん…！！｣
｢ふふ、いえいえ。お力になれて何よりです｣
｢や、ほんとにありがとう…！レジ行ってくる！｣
ぽかん、とした顔で6人が私を見つめている。あの方々は私におまかせを、と笑う弓弦くんはなんだか黒い笑顔を浮かべていた。
そしてお会計を終えて彼らの元に向かえば、弓弦くんにじんわり注意されて少し萎れていた。
すごい、なんかもう凄い君。後光が差して見えるレベルに凄い。
ではこれで、と去っていった弓弦くんの姿は頼もしかった。
｢ごめんなぁ、騒ぎすぎたわぁ｣
｢あー…まあちょっと熱が入りすぎてたから、今後はみんな気をつけるようにね。
皆はアイドルだし、周りからの目も気にしなくちゃ。もしこれが悪い方向に進んで困るのは自分たちだからね｣
わかった？と聞けば大人しく頷く彼ら。普段なら自我が強い日和くんでさえ萎れていた。
あまりの萎れっぷりに慄く。どうしたものかと思った私は、元気が目に見えて無くなった彼らを連れて、フードコートへ。
｢…あの、A殿？なぜここに、｣
｢あまりにも元気なくなっちゃったから…
高いものは無理だけど、食べたいもの奢ってあげるよ｣
｢それは本当だね！？じゃあこれ食べ終わった後にこの6人でお揃いの何かが欲しいね！｣
｢あ、それなら最後に全員でプリクラ撮ろう！｣
｢なんで？？｣
｢なんでも何も、以前3人で撮ったプリクラが出回ってますからね｣
密かに憧れてたと笑う6人はなんやかんやチョロかったし、大変だったけど服も買えて良かった。
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遥斗(プロフ) - めっっっちゃ好きです…！！！一気読みしてしまった…🙏いつかでいいので、三毛縞斑も出していただけたらと思います…！！！！！ (2022年10月7日 21時) (
レス) id: 2872b3e107 (このIDを非表示/違反報告)
爽快という言葉が好きです(プロフ) - 五奇人のお話がめｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯちゃ良かったです！！！！ずっと見ててニヤニヤしてました。ゆっくりでいいので続きを楽しみにしています！ (2020年8月2日 14時) (レス) id: c4544b5668 (このIDを非表示/違反報告)
嵯峨野 繆謎(プロフ) - リクエストで桃李くんとの絡みを見てみたいです！いつも最高な逆ハー見させてくれて有難う御座います、御馳走様です。 (2020年6月5日 23時) (レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - あいあさん» なんと！3周も！！笑 ありがたい限りです〜！！リクエストありがとうございます！少々お待ちください！ (2020年4月7日 0時) (レス) id: a5a72bcd0d (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - アニメ大好き！九喇嘛朱雀♪さん» いえいえ！よかったです〜リクエストありがとうございました！！ (2020年4月7日 0時) (レス) id: a5a72bcd0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり
| 作成日時：2020年3月30日 17時
