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………え？？？と思考停止した私は、とりあえずゆっくり彼から顔の距離を取る。
実弥さんの目も大きく見開かれていて、瞬きを何度も繰り返している。
鼻と鼻が触れるような距離で見つめ合う私たち。言葉を失う3人。
嫌な沈黙が、私たちの間に流れる。
｢どうした甘露寺！！｣
｢炭治郎の叫ぶ声が聞こえた｣
｢……何があった｣
この異空間に、騒ぎを聞き付けたらしい3人が新たに加わる。小芭内さん、無一郎、義勇さんである。
各々やってきた彼らは、炭治郎たち3人がある一点を見て固まっているのに気付き、彼らの視線を追う。
その先にいるのは、至近距離で見つめ合う私と実弥さん。私が彼を押し倒したような体勢で、私たちが微動だにしない様子に一同唖然。
数秒後、我に返った私は実弥さんから体を離して、少し距離をとったところで座り込む。
｢…｣
｢………｣
｢……どういう状況だ｣
沈黙を突き破ったのは小芭内さんだった。
未だに口元に手を当てて硬直する蜜璃さんに問う彼に、震えた声で蜜璃さんは言った。
｢し、不死川さんと…Aちゃんが、せ、接吻を…！！｣
｢……………………は？｣
｢何だと｣
｢どういうことなの不死川さん｣
｢事故、あれは事故です！！
あんなの接吻だなんて俺が認めません！！むん！！｣
｢不死川さんも大概ですよね、いつもいつもAさんといい雰囲気になって………
ところで最近新しく作った毒があるんですがいかがです？｣
｢馬鹿ァ！！飲むわけねぇだろうがァ！！｣
ここぞとばかりに毒をすすめるしのぶさんの顔はめっちゃ恐ろしい。軽く5人くらい埋めてきましたみたいな顔で毒をすすめるしのぶさんは、なかなかに迫力がある。
上半身を起き上がらせて叫ぶように答えた実弥さんの唇は赤く染っている。おそらく私の紅が写ったのだろう。
それを見ると、実弥さんと事故とはいえ接吻してしまったのが現実味を増してきて、私は両手で顔を覆った。なにもう実弥さんのこと見れない。
｢……何とか言ったらどうだ不死川｣
｢あァ！？俺だってわざとじゃねぇんだよ！！よろめいて倒れたらその、せ、接吻しちまっただけだよ！！｣
｢接吻したことには変わりないじゃないですか｣
Aさんはどう思ってるでしょうね？としのぶさんが私に話を振る。口を開いた私の口から出てきた言葉は＿＿＿＿
｢…………お、お嫁に行けない………｣
混乱で私の心、重傷である。
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Nami - 冨岡さんに嫉妬する他の鬼滅メンバー面白かったです♪冨岡さん好きだぁぁ♥ (2022年11月4日 11時) (
レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
もろん - 最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です（言い過ぎてごめんなさい） (2021年6月11日 17時) (レス) id: 2c8540451a (このIDを非表示/違反報告)
マロ(プロフ) - ひかりさん» 夢主ちゃん…君少し贅沢過ぎては…羨ましい！！！ あんな素敵な声で囁かれたら気絶しちゃいますよ！？ あぁ……好き… (2020年4月4日 1時) (レス) id: d8cf0d1c15 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - マロさん» 無惨と結婚したらあのいい声で囁かれていい顔を毎日拝めるんですよね……至高の幸せですよね………… (2020年4月4日 0時) (レス) id: a5a72bcd0d (このIDを非表示/違反報告)
マロ(プロフ) - 無惨と結婚！？ やだ…切実にお願いしたいです……無惨の笑みとか絶対素敵じゃないですか… (2020年4月2日 23時) (レス) id: d8cf0d1c15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり
| 作成日時：2020年3月28日 10時
