【鬼滅の刃】夢に惹かれる【愛され】

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｢すごいですね！！！｣


｢そうかな？今日はそんなに食べてないけど｣






曇りなき眼で炭治郎が言う。その言葉に私は首がもげるんじゃないかと言うくらいに頭を縦に振った。


蜜璃さんが大食いなことは知ってたけど午後まで食べるとは思ってなかった。胃の中にブラックホールでもあるのか？？(無いです)


えへへと照れたように蜜璃さんは笑う。何ほんとにすごい、見てるだけでお腹いっぱいになったんだけど。





｢う、もう私いいです…お腹いっぱい……｣


｢え〜〜っだめよちゃんと食べなきゃ！さっき運ぶ時軽すぎてビックリしたのよ私！それまだ1人前のじゃない！｣


｢やばいですこれ以上食べたら出ます｣


｢じゃあ俺が食べさせてやろう！ほらA、あーんっ♡｣


｢いやそういう問題じゃなくてね？？？あーんっ♡じゃないのよ炭治郎｣






仲良しなのね！と蜜璃さんが微笑ましそうに笑う。



いやこれはもう仲良いとかそういうあれじゃない、完全に向こうは私の事年下扱いしてる。何度も言うけど私君と同い年なんだからな？？？甘やかしてもらえるの嬉しいけどさ！！嫌われるよりずっといいけどさ！！





｢だいたい炭治郎は私の事年下として見てるでしょ！

知ってる？私も炭治郎と同い年なんだからね！
私もお姉さんなんだよわかる？？結婚だってできる歳なんだからね！！！｣




むんっと胸を張って炭治郎に言う。言われた当の本人はきょとんとした顔でこっちを見ているがお構い無し。


その後も私が結構ちゃんとしっかりした娘であるアピールをしたが、彼は笑顔でうんうん頷くだけ。


私が一通り言い終わった後、彼はよしよしと頭を撫でて言う。




｢うんうん、大丈夫分かってるぞ！｣


｢分かってませんね！？この行動がまさにこれなんだよ！！！

いい！？私お料理もできるし家事全般出来るんだからね！！いつでもお嫁に行けるくらいしっかりしてるんだよ私は！！｣


｢それなら安心だな！
……い、いつでも嫁に来てくれていいんだからな！｣


｢きゃあ！！炭治郎くん大胆！！キュンキュンしちゃう！！！｣


｢別にまだ結婚するつもりないけどね！！？｣







ばしばし私の背中を叩きながら蜜璃さんは大興奮。

私もきっと顔が真っ赤である、だってさらっと求婚されたぞ今。



もしかして:人生最大のモテ期








相手は無惨と炭治郎っていうね。うわ真逆。




まあさっきの冗談だろうけどね！！！炭治郎が私を好きになるとかありえないからね！！！！

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