【沖田総悟】マイボーイ【銀魂】 (ページ21)

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.......hey guy. ページ21

さつきだって、私総悟のこと好きだもん。

「あーあ…。」

もう何ヶ月と待っている返信。…まあ正直なところは諦めている。

去年の冬に知り合った沖田総悟くんは、私の好みど直球の男の子だった。それ故に連絡先も必死になって交換して、ご飯にも行った。

私の取り柄はこの万人ウケする可愛い顔立ちだけ。それを引っさげていつもいつもとなりに立つ男共の鼻を整形ばりに高くさせまくっていた。

多分、いい雰囲気だったと思う、

ぶっちゃけ、このままいい感じになって告白されて付き合って…ってのを想像してた。欲深いって言われてもまあしょうがないっちゃあしょうがない。

でも誰だって、半年も途切れることなくメッセージして、電話もたまにして、デートして…なんてしてたら期待だってするに決まってる。

そうでなくてもこんなカッコいい男の子とデートしてるだけで気分も高まるから、いい展開しか想像できないのもわかって欲しい。

(いくらなんでも三ヶ月返信なしは泣くよ。)

今までこんな無下に扱われたことなんてなかった。むしろ連絡来まくって、デートも誘われまくって…って両手に数え切れないほどのアプローチを受けて来た私がこんなザマだ。

総悟が連絡をしてこない理由として考えられるのは、二つくらい。

一つは単純にブロックをしている。

もう一つは、私以外に入れ込む存在ができたということ。

どっちであってほしくはないけど、どちらかと言えば後者であってほしい。欲を言えば、私なんかより遥かに可愛くて、女の子らしくて、スタイルも性格も素晴らしく良い存在。

「…忘れられないな、総悟。」

部屋の天井に手をかざして、既読の付いたまま返信のないLINEを送った日の翌日に二人で買おうと約束していた、着けるはずだった…存在しない指輪を眺めるように。