合宿所 胡蝶

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音駒高校の惨状を乗り越え

次に私が辿り着いたのは、


白鳥沢学園のお部屋です



『(いや〜、起きていると良いのですが。
…牛島くんは寝起きが良かった筈なので安心ですね！

嫌な予感はしますが…。)』



なんていう淡い期待をいだきながら

ドアを開けると。





天童「あぁ〜！牛島くんになんか言われてた子
だ〜！」



瀬見「天童！絡むな！！胡蝶さん、おはようございま
す！



…白布！川西！いい加減起きろぉ！！」



瀬見さんが膨らんでいる2つの布団に向かって叫んでいますが、動く気配はどちらもありません





嗚呼、どこの高校にもお寝坊さんはいらっしゃるものですねぇ…




どこが遠い目をしながら眺めていたら、一つの布団がモゾモゾと動き出し、




白布「………お、はようございます…」





白布くんが目を覚ましました！！

…川西くんはまだ寝ていますが。





『(さっすが白鳥沢、全国大会常連ですね。皆さん朝が早い。)

皆さん、お早う御座います。もう朝食はできているので、食堂へ向かって下さいね。






…ところで…、牛島様はどこに行ったんです？』




私が部員たちに、姿の見えない全国エースの事を尋ねると、苦い顔で(一部を除く)







大平「あー……、若利なら走りに行ったよ…」



五色「ナッ？！…俺が熟睡している間に…！俺もこれか
ら走ってきます！！」




との事。




牛島くんの安否を確認できたのはいいのですが…






何故宮城の方は走りに行ってしまうのでしょうか？

(青城のあの人然り…)




何ですか血鬼術ですか動いてないと死ぬんですか

及川さんと牛島くん、お前ら仲良しかよ







取り敢えず

牛島くんに対抗して走りに行こうとした五色くんは


首根っこを捕まえて捕獲しました！

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