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『「ごちそうさま」』


『はぁ〜美味かった!』


「だな」


『じゃあいちごタルト作りといきますか…!』


目を輝かせながら言うA


「よし作るか」


いちごタルト作りは


Aが手慣れていて


俺に指示をさっさっと与えてくれて


案外早く作り終わった


『美味そ〜!!』


「食べるか」


『うん!』






食べ進めること数十分


『お腹いっぱい…』


「生姜焼き食べたあと直ぐは辞めておけばよかったな…」


『あ!悠仁くんと野薔薇ちゃん呼ぼっか!』


「そうだな。あいつら確か今日任務休みだしな」


虎杖と釘崎を呼び待つこと数分


「お〜す!」


とノックもせずに入ってくる虎杖と


「あんた!女子の部屋にノックもせずズカズカ入るって何事!?」


虎杖を叱る釘崎


『お〜す!』


「よ」


と軽く挨拶を返す


「なにすっごく美味しそうじゃないこのいちごタルト!」


「食っていいのか?」


『うん、恵くんと作ったんだけどお腹いっぱいで』


「Aが虎杖達にあげようって」


「まじ!ありがたくいただくわ」


「伏黒あんた料理できんのね…」


とジト目で行ってくる釘崎に


「ほぼAだけどな」


と言うと納得したように


やっぱりねと返した


「「いただきます」」


「うめぇ〜!!」


「さすがAね女子力あるわ…」


『ほんと!よかった』


2人に美味しいと褒められ喜ぶAを眺める


こうして4人で居れるのもあと少しか


と考えると胸が痛み


少し俯く


すると


『恵くん』


Aに急に名前を呼ばれ顔をあげる


『今は楽しもう』


と微笑みながら言うA


今この中で1番不安なのはA


それなのな彼女は俺達に


笑顔で居てくれる


「ごめん、そうだな」


と言うとAはにぱっと笑ってみせる


それにつられて俺も笑う






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作者名:茶漬けが食べたい | 作成日時:2021年1月5日 23時

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