3個目 ページ5
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『めっぐみく〜ん!』
「なんだA?」
朝から元気なA
『3個目のお願い…いい…?』
と真剣そうに聞くAに
「いつでもいいぞ」
と返す
『じゃあ…!』
『一緒にご飯を作ってください…!』
「いいぞ、何か食べたいのあるか?」
『ん〜生姜の炊き込みご飯とか生姜焼きとか…あとデザートに甘いものも作りたい!』
「別に生姜の料理じゃなくていいんだぞ?」
『いいの!今は恵くんの好きなものを食べたい気分だから!』
「じゃあ、デザートはAの大好きないちごタルトでも作るか」
『やった〜!!作る作る!』
全く合わないが俺たちは
生姜焼きといちごタルトを作ることにした
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生姜焼き作りに励んでいる俺ら
俺が材料を切り
Aが焼く
『よし出来た!!』
お皿の上に乗っているのは
美味しそうに
いい具合に焼き目のついたお肉
見るだけで熱そうと分かるくらい出てくる湯気
「美味そう…」
『恵くん早く食べたくて仕方ないんだな〜そわそわしてる』
ニヤつきながら言うA
「早くAの手料理食べたいから…」
『ふふっじゃあ食べよっか!いちごタルトは食べた後で!』
「あぁ…!」
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『「いただきます」』
肉を1口食べる
「美味しい…!」
柔らかいお肉
いい感じに効いた生姜
「今まで食べた中で1番美味い…」
『ほんほ!?うれひ〜!』
口の中にお肉をいっぱい入れた状態で喋るA
少しリスみたいになっているAに笑ってしまう
「ははっちゃんと飲み込んでから喋ろよ」
『ゴクッ…だって美味しいんだもん…!!』
「また作ろうな」
と言うとAはふにゃっと笑い
『うん』
と答えた
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作者名:茶漬けが食べたい | 作成日時:2021年1月5日 23時