10 個の願い【伏黒恵】 (ページ4)

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2個目ページ4

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今日は1件3級の呪霊の討伐任務が入った

コンコン

Aの部屋のドアをノックする

『は～い』

とドアを開けて出てくるA

『あ、恵くんお疲れ様！どうぞ中入って』

｢ありがとう｣

いつも通りテーブルの傍に座る

｢今日の願い事は？｣

『恵くん任務終わりで疲れてるでしょ？休んでていいよ』

｢いや、願い事10個は何があっても叶える｣

それに今日の任務はそんなに大変じゃなかったから大丈夫だ

というとAは申し訳なさそうに

『ん～じゃあ』

『ぎゅ～ってハグして欲しい』

と言った

そんなの俺にとって最高の癒しだけどいいのか…？

｢…ほらおいで｣

と両手を広げると

Aはこちらへ歩いてきてぽすっと

手の中に収まる

｢(かわいい…)｣

俺はAの首元に顔を埋め

ぎゅっと抱き締める

『ふふっ恵くん甘えん坊さんかな？』

俺は頷く

｢…落ち着く｣

『かわいい～』

｢そんな事ねぇ｣

と反対するが

Aに頭を撫でられ

思わず頬が緩む

『…暫くこのままでいよっか』

｢そうだな｣

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