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鯉野口峡谷 八十八橋___


新「呪霊が確認でき次第帳を下ろすっす」



.



.



見張ること数時間


釘「ちょっと」


釘「呪霊の呪の字もないじゃない」


くあぁぁと欠伸をする悠仁


『…新田さんの所行こっか』


伏「そうだな」



.



.



伏「残穢も気配もまるで感じられませんでした」


新「っすか…となるとハズレ。ふりだしっすね」


今はコンビニへと場所を移し


それぞれ飲み物やおにぎり等を食べる


虎「でも時間をかけんのはまずくね?」


釘「なんでよ」


虎「だって有名な心霊スポットなんだろ?」


『あ、呪われてる人がまだいるかもしれないから…か』


と私が横から言うと


虎「そそ!しかも今んところは致死率100%。これ以上人死は勘弁だろ」


釘「確かにね…」


新「!流行ってたのはバンジーすよね。「飛び降りる」って言う行為が鍵なんじゃないっすか?」


新田さんがはっと閃き言うが


伏「それは虎杖で試しました」


新「え"!?あのビニール紐で飛んだんすか!?」


新田さん…私は反対したんですよ…


すると突如


「あぁ!!いたーっ!よかった!」


と後ろから先程の男の子が叫びながら自転車でこちらへ来ていた


「伏黒さーん!」


釘「誰だっけ」


『あれだよ…A!!』


虎「あながち間違ってないのかもだけど伏黒の後輩な」


「八十八橋って言ってたから…!!本っ当よかった!」


伏「…藤沼?」


と言うと女の人はぺこりと頭を下げた

虎釘「「『???』」」


伏「同級生」


「姉ちゃんです」


「よかった覚えてくれてて」


「昨日姉ちゃんに伏黒さんの話したんですけど」


「あの…森下さんって近所でお葬式やってて…」


「その人と八十八橋のこと調べてるってこの子に聞いたから…何か関係あるのかなって」


伏「関係って?」


「だから森下さんが亡くなった事と橋が」


伏「関係ない俺達はただ「私」」


恵くんの言葉を遮って言う藤沼さん


「行ってるの中2のとき」


「夜の八十八橋に」


そう言う藤沼さんは何かを怖がってるかのような顔をしていた


新「最近お家で変な事ないっすか?家族の中で自分だけが感じる違和感とか」



と後ろから尋ねる新田さん


「私の家地方のアンテナショップやってるんですけど、私が帰る時だけ家の自動ドアが空きっぱなしなんです」


「お父さんもお母さんもたまたまだって言うんですけど」


「絶対何かいるんです」

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茶漬けが食べたい(プロフ) - 紅花さん» 実は書く予定だったんですよね( ¯ω¯ )☆リクエストありがとうございます! (2020年11月24日 23時) (レス) id: c69c184f8d (このIDを非表示/違反報告)
茶漬けが食べたい(プロフ) - 緋月さん» 了解致しました!リクエストありがとうございます!! (2020年11月24日 23時) (レス) id: c69c184f8d (このIDを非表示/違反報告)
紅花(プロフ) - 虎杖と夢主ちゃんがカップルの時のお家デート?みたいなのが見たいです!! (2020年11月24日 23時) (レス) id: 240fb57e20 (このIDを非表示/違反報告)
緋月(プロフ) - 高校時代の五条先生と夢主ちゃんの絡みが見たいです! (2020年11月24日 22時) (レス) id: 64046e9ad0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茶漬けが食べたい | 作成日時:2020年11月22日 14時

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