story8:報告 ページ11
翌日、Aとフリスクはトリエルに意思を伝える。きっと怒られると思っていたが彼女から出てきた言葉は予想外だった。
「やっぱりね...いつか言うと思っていたわ。」
『知ってたの...?』
「大体予想はしてたの。」
フリスクは「出ちゃダメ?」と訊ねる。トリエルは首を横に振ったが表情は晴れぬままだ。
「いいえ...でも出るのはAの怪我が治ってからにしなさい。またフラウィに遭遇したら何されるか分からないわ。」
『そうだね...ありがとう、トリエル。』
「私は別にお礼を言われる事はしてないわよ。」
そう言いながらも微笑むトリエル。Aとフリスクが連れて笑う。
〈〈(あらら、結構予想外だね。まあ、地上に出られるならそれでいいか。)〉〉
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レーニャン - 続き気になってます。更新待ってます。 (2021年9月13日 18時) (レス) id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
ぬっちる - 作者さん!貴方の小説に惚れました!!(別シリーズも) (2020年9月24日 22時) (レス) id: c8cb0af4f3 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜月夜(プロフ) - コハクさん» コメントありがとうございます!*月夜は決意で満たされた (2018年10月28日 14時) (レス) id: f9bc2076b3 (このIDを非表示/違反報告)
コハク - *最高。この一言に、限る作品だと、私は思った。ケツイがみなぎってきた。(唐突) (2018年10月28日 12時) (レス) id: 8996be223c (このIDを非表示/違反報告)
十六夜月夜(プロフ) - あーう↓んだぁぁぁぁぁう↓↑てゑゑ!?る (2018年10月14日 16時) (レス) id: f9bc2076b3 (このIDを非表示/違反報告)
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