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ライナーが鎧の巨人へと姿を変え、スラバ要塞に乗り込むが敵の対巨人用徹甲弾によって鎧の1部に穴が開き、その後すぐに片腕が吹き飛んだ。
｢(なんだ！何が起こった！)｣
ライナーこと鎧の巨人の片腕を吹き飛ばしたのは、敵の装甲列車であり、ライナーはその装甲列車を吹き飛ばしたがすぐ目の前に徹甲弾があった。
そんな時、突如ガリアードによって徹甲弾が踏み潰され、そのガリアードを援護するかのようにノアの力で時間を少しだけ遅らせ、空からはリアがピークと同じようにパンツァー隊を乗せ銃撃をした。
｢制圧したか…俺達の敗北が招いた戦争だ、ライナー｣
そう言葉にしたのは、獣の巨人であるジーク・イェーガーであった。双子の姉妹、ピークと同じく言葉を話すことが可能な巨人であり高い戦闘能力を持っている巨人である。
戦争が終わり、療養室で横になっていたライナーはシガンシナ区でミカサの雷槍を受けた際の夢を見て起きた。
｢待っ！｣
｢楽しい夢でも見てたようだな…起こさないでおいてやったよ｣
｢あの時の礼をまだ言ってなかったみたいだな…ガリアード、助かったよ｣
｢礼には及ばん。そもそも9年前に俺が鎧を継承していればこんなことにはなっていなかった…兄貴がお前を庇ってその辺の巨人に食われることもなかった｣
ガリアードは机に向かい、今回の戦争の報告書を書いていた。
｢マルセルの記憶を見たのか？｣
｢いいや、だが前身のユミルって女のことは少しわかった…大層な名前をつけられた哀れな女だ
兄貴の“顎”を返してくれたのもあの女の意思だろ？｣
｢あぁ…そうだ｣
｢じゃあお前はあの島で何をしたんだ？誰かに助けられてばっかりじゃねぇか｣
｢…あぁ｣
｢女の記憶を通してお前を見たが、ありゃ何だ？随分と頼れる男を気取っていたようだったが…まるで兄貴の真似事じゃねぇか！｣
ガリアードとライナーが会話をしていると、扉が開き3人の女性が入ってきた。
車力の巨人のピークとノア、リアだった。
｢ポッコ、発砲射撃を喰らった人を虐めちゃダメだよ｣
｢その名で呼ぶな、ピーク｣
ノアとガリアードは恋人であるため、ピークの横をノアは通り後ろから抱きしめた。
｢大丈夫か？ピーク｣
｢人間に戻るのは2ヶ月ぶりだからね、その度に二足歩行を忘れてしまうよ…それよりもライナー、ガビ達に顔を見せてあげなよ｣
『ほら、さっさと行きな』
ガリアードの後ろから抱きしめた状態でノアは言い、リアも頷いた。
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薫凛(プロフ) - ポルコの作品少ないので見つけた時すごく嬉しかったです！更新頑張ってください！ (12月12日 21時) (
レス) @page35 id: 118bbc710d (このIDを非表示/違反報告)
よーむ - 続き楽しみにしてます (6月13日 18時) (レス) id: d50cce198b (このIDを非表示/違反報告)
かりな(プロフ) - 続き楽しみです (2023年3月7日 23時) (レス) id: 7fdaa38abf (このIDを非表示/違反報告)
hijirichan4224(プロフ) - 華衣さん» 喜んで貰えて嬉しいです！漫画を元に進めていって、最後まで終わったらアフターストーリーも書いていきますね！ (2022年2月14日 23時) (レス) id: f9e6be770b (このIDを非表示/違反報告)
華衣(プロフ) - シフォンヌさんが作られたこの小説のファンの一人です。ポルコを救済してくれてありがとうございます。 (2022年2月14日 23時) (レス) @page15 id: 648bde2b57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シフォンヌ | 作成日時：2022年1月24日 0時
