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ジャンが仲間に入り、マーレ残党であるノア達とハンジ達は森の中腹地点に集まっていた。
｢誰か手伝ってくれないかな？
睨み合ってないでさ……｣
｢ﾌｯ散々殺しあってきた者同士で飯を囲むか……面白いな。どうして気が変わった？エレン・イェーガーを放っておけばお前らが望む世界が手に入るのだぞ？
島の悪魔共の楽園がな。我々はあと少しの所でエレンとジークの接触を阻止できた……お前らが奴らの手助けをしなければな｣
｢説明した通りだよ元帥殿。私達は虐殺なんて望んでない。じゃなきゃコソコソ森に逃げ隠れて、シチューなんか作ってないよ｣
｢つまり正義に目覚めたというわけか……｣
マガトがそう呟いた時、ジャンがマガトに言った。
｢正義だと？今正義を語ったのか……アンタが。アンタらが送り続けてきた巨人に抵抗してきた俺達が悪だったのか？いいか、俺達が必死に戦ってのは巨人に食い殺されたくなかったからだ！
それが悪魔の所業だと言いてぇのかよ、オッサン！！｣
｢あぁ。お前達は悪魔に見える……パラディ島脅威論は現実となり、今や世界は滅びつつある。お前らが必死に戦った結果がコレだ……違うか？｣
｢あのなァ、そもそも壁破られて目の前で母親が食い殺されていなきゃなぁ！エレンはこんなことしてねぇよ！地鳴らしまで追い詰めたのはお前らだろうが……！｣
｢おい、今更歴史の話をしようってのか？……先にマーレを苦しめ、蹂躙したのはエルディアだってことくらいは理解してるんだろうな？｣
ノアは咄嗟にポルコの服の裾を掴み、肩を震わせていた。
｢2000年も前のことでいつまで被害者ヅラしてやがる……｣
｢全くガキと話してるようだ……そのような戯言が実在する2000年の歴史に通用すると思っているのか？｣
｢……なんだと？｣
ハンジは会話の途中で話を区切り、シチューを掻き回しながら言った。
｢止めよう。見た訳でもない2000年前のいざこざ話なんて退屈だ……ジャン、元帥殿は私達の存在に困惑しておられるのだよ。この島を根絶やしにしようとした世界の人々を楽園を捨ててまで助けようとする奇怪な悪魔の存在に……私達は外の世界で数ヶ月暮らした。もう何も知らない島の悪魔には戻れない｣
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薫凛(プロフ) - ポルコの作品少ないので見つけた時すごく嬉しかったです！更新頑張ってください！ (12月12日 21時) (
レス) @page35 id: 118bbc710d (このIDを非表示/違反報告)
よーむ - 続き楽しみにしてます (6月13日 18時) (レス) id: d50cce198b (このIDを非表示/違反報告)
かりな(プロフ) - 続き楽しみです (2023年3月7日 23時) (レス) id: 7fdaa38abf (このIDを非表示/違反報告)
hijirichan4224(プロフ) - 華衣さん» 喜んで貰えて嬉しいです！漫画を元に進めていって、最後まで終わったらアフターストーリーも書いていきますね！ (2022年2月14日 23時) (レス) id: f9e6be770b (このIDを非表示/違反報告)
華衣(プロフ) - シフォンヌさんが作られたこの小説のファンの一人です。ポルコを救済してくれてありがとうございます。 (2022年2月14日 23時) (レス) @page15 id: 648bde2b57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シフォンヌ | 作成日時：2022年1月24日 0時
