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話が少しだけ飛びますが、ご了承ください！
エレンに投げ飛ばされたポルコとノアが戦いに復帰して、ジークの元へ向かおうとするエレンの足をポルコが噛みつき、片腕をノアが抑えた。
しかし、エレンによってポルコとノアは勢いよ殴られポルコは顔の半分を抉られ、ノアは右腕を損傷した。
｢ガリアード、ノア！！｣
『(…何が起こったの…)』
巨人化を解いたリアは遠くから駆け足で片割れであるノアの元へ向かい、ライナーは損傷した2人に声をかけた。
｢起きろポルコ、ノア！！
あと少しだ！力を降り絞れ！！｣
｢(ねぇ、ノア…私ね貴方とポルコには幸せになって欲しい。もし、ジークが叫びの力でここが無垢の巨人でいっぱいになったらどんな犠牲を払ってでも、貴方とポルコを守るから…だから起きて！)｣
ライナーは、ポルコに手を伸ばし片腕でエレンを抑えつつポルコの頭に触れた。
——…ライナー、すまない
——本当は…お前は戦士に選ばれるはずじゃなかったのに…俺が…お前を持ち上げたり、弟を貶めたりして…軍に印象操作した
——俺は…弟を守りたかった
ポルコはエレンの過去を操る力を通して兄であるマルセルの記憶を見た。
そして、ポルコとノアはほぼ同じタイミングで巨人化を解き、ノアは自分より損傷を受けているポルコに肩を貸してゆっくりと立ち上がった。
すぐ後ろでは、ライナー達がいる方へ走ってくるリアの姿があった。
次の瞬間、ジークはコルトの言葉を無視して叫びの力で脊髄液を口にした者たちを巨人にしてしまった。
ライナーが全てを諦めようとした時、2人分の足音が聞こえた。
そこに居たのは、ポルコに自身の方を貸しゆっくりと歩いてくるノアとポルコの姿だった。
｢体を治す力も…使い果たし…ちまった
だが…
そう言うと、無垢の巨人と化したファルコが2人に向かって走り出した。
｢ポルコー！！ノアーー！！｣
ノアは、自身の最期を悟りリアにこれからの未来をたくそうとしたが、リアがする行動に気付いたのか、時間を少し遅くしてライナーとポルコ、リアだけ通常の速度で動けるように力を使った。
｢兄貴の…記憶を見たぞ
軍を騙してまでドベのお前を戦士にした…俺を…守るために
これで…はっきりしたよな
最後まで俺の方が上だって｣
ポルコがそう言うと、その横からポルコを押し倒して2人は転がり、リアがポルコに小さく伝えた。
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薫凛(プロフ) - ポルコの作品少ないので見つけた時すごく嬉しかったです！更新頑張ってください！ (12月12日 21時) (
レス) @page35 id: 118bbc710d (このIDを非表示/違反報告)
よーむ - 続き楽しみにしてます (6月13日 18時) (レス) id: d50cce198b (このIDを非表示/違反報告)
かりな(プロフ) - 続き楽しみです (2023年3月7日 23時) (レス) id: 7fdaa38abf (このIDを非表示/違反報告)
hijirichan4224(プロフ) - 華衣さん» 喜んで貰えて嬉しいです！漫画を元に進めていって、最後まで終わったらアフターストーリーも書いていきますね！ (2022年2月14日 23時) (レス) id: f9e6be770b (このIDを非表示/違反報告)
華衣(プロフ) - シフォンヌさんが作られたこの小説のファンの一人です。ポルコを救済してくれてありがとうございます。 (2022年2月14日 23時) (レス) @page15 id: 648bde2b57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シフォンヌ | 作成日時：2022年1月24日 0時
