・ ページ10
・
「せんせー!せんせせんせ!!!」
ジェシーのとんでもない大声で目が覚める
よく晴れた青空の日だった
「…んぅ、ぅるさ、」
「うるさいな」
まだ北斗も隣で寝ている時間
誕生日にもらった時計を見てみれば、短い針は5を指していた
「…5時だ」
「ごじ?…それほくがいつも起きるのよりはやい?」
「はやいよ、すごいはやい。どうしたのかなジェシー」
目が開いていない北斗の頭を撫でながら、2人で身体を起こした
起きた途端に布団から走り出て行ったんだろう痕跡を見て、いつもとは違うジェシーに疑問を持つ
「ジェシー?どうしたの…」
2人でジェシーの後を追い、園長先生の部屋に向かった
「あら、北斗くん樹くん。起きちゃった?」
見ると興奮しながら何かを話すジェシーと
それを笑顔で聞く園長先生
「ジェシー…?」
「ほくと!じゅり!」
あのねあのね、と言葉を急いで出そうとするジェシーはいつもとは本当に違ってて
隣にいた北斗がぎゅっと俺の手を握った
「今日ね、銃を持った人がねっ、バンバンって…人をねバンバンするっ、夜でね、暗くなってから来て、でそれでねっ、」
「うんうん、一個ずつ聞いてくからね。
バンバンする人が夜にどこに来るの?」
「えっとね、そこのあのお店!あれっ、あのいつもアイスくれるとこ!」
ジェシーが指さした方を見るとコンビニがあって
今ならコンビニ強盗のことを言っているんだと分かる
「とりあえず警察に電話はしておくね。…でも、本当に警察が来てくれるかは分からないから、今日はお外に出ずにみんな中で遊ぼうね」
そう言ってまた俺ら三人の頭を撫でた
519人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Mirai - 面白いです! (2020年12月12日 5時) (レス) id: 7af6836f29 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぷりむら | 作成日時:2020年11月22日 23時