Second story ページ8
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「おい外人!」
「外人じゃない!ジェシーだよ!」
「それが外人だって言ってんだろ!」
ジェシーは外国の血が入っているみたいで
小さい頃はそのことで近所の子からいじめられていた
「おい!お前どこからそれとってきたんだよ!」
「園長先生がくれたんだよ、ほくとのだよ」
「うそつくなよ!ママがお前らにはママもパパもいない捨てられた子だって言ってたぞ!」
「そうだよ!捨てられたやつがそんなのもらえるわけないだろ!」
「返してっ、ほくのだもんっ」
ジェシーは異国の血が入っているから、
そして北斗と俺は孤児院にいるから、
それぞれ違う理由ではあるものの俺らはいつもいじめられていた
「「「ハッピーバースデートゥーユー」」」
年に一度の楽しい時間
俺の誕生日は6月、北斗とジェシーは6月にこの園に来た
そうして俺ら三人は6月生まれ、ということになった
「「「ハッピーバースデーディア、」」」
「「ほくと!」」
「「じゅり!」」
「「ジェシー!」」
小さなケーキを園長先生が買ってきてくれて、
三人でお祝いする
「北斗くん、樹くん、ジェシーくん、お誕生日おめでとう。はい、これプレゼント」
なになに〜?と園長先生に近付く北斗に対して、
今年はパズルだよね?とジェシー
「よく分かったわね、ジェシーくん。
北斗くんには本、樹くんには時計、ジェシーくんにはパズル。みんな今年も元気に育ってくれてありがとう、生まれてくれてありがとう」
そう言って頭を撫でてくれた園長先生
今回は、ジェシーの秘密の話
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Mirai - 面白いです! (2020年12月12日 5時) (レス) id: 7af6836f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷりむら | 作成日時:2020年11月22日 23時