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「何？なんかうるさくない？」
俺のスマホと北斗のスマホが同時に鳴るもんだから、せっかくの甘い雰囲気もぶち壊し
先にスマホを覗いた俺は北斗にスマホを見せないように、北斗を抱きしめた
「わ、ちょなに大我…」
「俺との時間よりスマホが大事なの？」
「何言ってんの、大我だって見てたじゃん。仕事の連絡かもでしょ、」
「…見たけど、グループだったよ。またジェシーが変顔送ってきてた」
「…ほんと？」
北斗には知られたくない…
間違えてグループに俺へのメッセージを送ってたなんてこと
もし今北斗がスマホを見てしまったなら、
恥ずかしさで死にそうになるだろう
そしたら今の甘い空気なんて一瞬にして無くなる
てことはこんな可愛く甘えてくれる北斗を前にお預けを食らうことになるわけで、
てか気付いてて言わなかったことバレたら、また前みたいに話してもらえなくなるかもしれない！
「大我、なんか隠してるでしょ」
「ん？隠してないよ」
「…嘘だ」
「そう思うならそれでもいいよ」
抱きしめた身体をさらに寄せる
唇が触れればそのままどんどん身体の力が抜けていく北斗
「…こんなんで、誤魔化されないよ、っ」
「そーお？」
「…んっ、ぁ…っ」
「北斗がもっと俺のことしか考えられなくしなきゃだね」
「…ず、るいっ、」
「もう今日はこのままシちゃおっか」
服を脱がしてベッドに沈めれば、無抵抗でされるがまま
甘いキスをして、たくさん抱きしめて、北斗を補充しよう
「な、にこれ…」
隣から聞こえる悲鳴のような声で起こされた
「ん…？なに？」
「ね、ねぇ…大我これ知ってたでしょ？」
「んえ？なんのこと？」
寝起きでさっぱり働かない頭は北斗の話を理解しない
でも北斗の匂いは好きだから
滑らかな腕を掴み、再びベッドに沈ませる
「わっ…もう、朝からはシないよ？」
「どうかな？」
そのまましっかり北斗をいただき、昼過ぎに再び目覚めたのは2人だけのナイショの話
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作者名：ぷりむら
| 作成日時：2020年9月3日 7時
