☆29☆ ページ44
〔ゴン&ハクア〕
ハクア
「(方法…どうすればいいの⁉ゴンにはああ言ったけど、全然思いつかないよ!!)」
ハクアは辺りを見回していたが、いい方法が思い浮かばずあっせていた。
ゴン
「もーいーかげん倒れてー!!!!」
ゴンも体に沢山の擦り傷を作り戦っているが、体力も残り僅かだろう。
ハクアはふと部屋の隅を見た。
ハクア
「(あ!あれは!クワンソウ!)」
ハクアが見上げた先にあったのはクワンソウという植物。ハクアはクワンソウを見つけた途端にクワンソウ目掛けて走り出した。
ハクア
「(クワンソウの根っこには、睡眠薬のような効果があった筈!それを使えば…!)」
クワンソウはたくさん生えていた。これだけあれば十分だ。ハクアは早速クワンソウを抜き、根っこからクルタの木刀を巧みに使いクワンソウのエキスを出した。それを近くにあった葉っぱをコップのようにしてためていった。5分もするとハクアの持っていたコップ10杯にもなるエキスが取れた。
ハクア
「(これでよし!)」
ハクアはそのエキスを持っていた霧吹きに入れた。
(どっから出てきた!とかは突っ込まないでおいてください。by作者)
霧吹きは2つあり、両方とも満タンまで入れた。エキスの量はピッタリだった。
ハクア
「ゴン!受け取って!」
ハクアはそう言ってゴンへ向かって投げた。ゴンは見事にキャッチした。
ゴン
「ハクア!これ何!?」
ハクア
「詳しくはあとで教える!それを悪魔たちの顔に吹きかけて!」
ゴン
「分かった!」
2人はエキスを悪魔たちに次から次にと吹きかけていった。吹きかけられた悪魔たちは面白いほどにばたりばたりと倒れていった。
ゴン
「何で倒れるの⁉」
ゴンは不思議そうに問うが、ハクアまで届かなかった。
ハクア
「(早く、早く倒さないと!)」
ハクアは一心不乱に吹きかけていた。100%悪魔たちに命中させて。
ゴン
「ハクア!ストップ!みんな倒れたよ!」
ゴンの一言でハクアは我に返った。
ハクア
「ゴ…ゴン!傷見せて!体中が傷だらけだよ!」
ゴン
「傷だらけなのはハクアも一緒だよ!…ねえハクア、この霧吹きの中身って何?」
ゴンはハクアに問いかけた。実際は先ほどから何度も問いかけていたのだが、ハクアはきずいていなかったのだ。
ハクア
「これ?これはクワンソウの根っこのエキスだよ!睡眠薬のような効果が出るの!」
ハクアはニコッと笑った。その後2人は鍵を見つけ扉を開けた。
ハクア&ゴン
「「ゴール!!」」
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コハク(プロフ) - まって! 待って! プールの漫画初めて見た!!! え! ヤヴァイ! 好き好き好き好き好き好き好き!!!! ありがとう黒猫ちゃんんん!!!!! ほんと君たち大好きやわ。 (はぁと) (2018年2月18日 14時) (レス) id: 9069044b6f (このIDを非表示/違反報告)
シャチ - 面白いです。ファンになっちゃいました。恋バナの所でキュンキュンしちゃいました。 (2018年2月18日 13時) (レス) id: b00f335520 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - ありがとうございます!ぽてとさんのためにも頑張ります! (2017年9月8日 22時) (レス) id: 6851417439 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてと - めっちゃ面白いです!!続編の更新頑張ってください! (2017年9月7日 17時) (レス) id: f0acafae2c (このIDを非表示/違反報告)
水野ミドリ(プロフ) - 面白いです!ファンになっちゃいました!あっ良かったら私の作品も読んでくだされば嬉しいです…! (2017年8月22日 13時) (レス) id: 7371dfda5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペティ | 作成日時:2017年2月8日 19時