第三話 ページ4
主人公side
言っちゃうか。めんどくさいし。言っちゃうか？
言っちゃって良いよね。だって後々バラすのも大変だもんね！
深波｢えっと…うん…｣
グル｢どうかしたのか？｣
良いよね。直球で言っちゃえば。そうしようか。面倒事になりそうですし。
深波｢私の本名は深波。夜桜は殺し屋の名前。…久しぶり？かな。グルッペン、トンくん、マンちゃん｣
そう言えば3人は驚いた顔をして来た。他の人達は話が分からなくて困っていた。
グル｢ちょっと待て!?お前深波なのか!?｣
深波｢YES｣
トン｢は？…え？……ﾏｱｼﾞ?｣
深波｢トンくん、マジなんだよ｣
オス｢…はぇ〜…｣
深波｢うん、マンちゃんは理解が早いから助かる｣
グルッペンとトントンもね？理解するのは早いけどマンちゃんが1番早いんだよね。
良き理解者なり。
ゾム｢えっ、なんなん？知り合いなん？｣
深波｢あ〜…まあ、そうですね。言っちゃえば幼馴染って奴です｣
？？｢うぇ!?グルッペン達に幼馴染おったん!?｣
？？｢はえ〜…意外やわぁ｣
？？｢…初耳ッスね｣
？｢まあ、本人達が1番驚いておるみたいやけどな…｣
出来ればもっと早くに理解しておいてもらいたかったなー。
深波｢落ち着いた？3人とも｣
グル｢あ…ああ。落ち着いたゾ｣
トン｢…びっくりしたー｣
オス｢なんか久しぶりに会うと印象変わるんやなぁ〜｣
そんなにかな？私はあんまり3人が変わったような感じはしないけど…
？？｢ん？じゃあ何なん？えっと、深波やったっけ？｣
深波｢はい、そうです｣
？？｢深波と3人は幼馴染で知り合いって言う解釈で大丈夫なん？｣
深波｢そうですね。そう思っていてもらえれば大丈夫だと思います｣
ひと｢はえ〜…｣
皆少し驚いていますね。まあ、しょうがないんですけど…というか
深波｢…お風呂入って服着替えたい…(ﾎﾞｿｯ)｣
さっき人を殺していたから私の服が血でベトベトになっているのだ。凄い…嫌だ
そんな私の独り言は騒がしくなり始めていた部屋では誰にも聞き取られず空気に溶けて行った
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作者名：影夜渚 | 作成日時：2018年12月8日 9時
