第一話【※グ ロ表現･流 血表現】 ページ2
主人公side
今夜もやって来た、私の獲物。
私の目の前には地面にお尻を付けて目からは涙を流して何とか逃げようとしている愚かな男性が1人。
何か一生懸命口を動かして話をしているが私には関係ないこと。
深波｢貴方がここまで罪を起こさなければ私も来なかったんですけどね…正直残念ですよ…さよなら♫｣
私は怯えていた男性の左肩を掴み右手で持っていた刀を男性の首の横に当てて…
思い切り力を入れて切った。
路地裏には男性だった物とその男性の血とその香りでいっぱいだった。
深波｢…帰ろかな｣
今日の夜の指名は果たした。もうこんな血なまぐさいとこに用はない。
そう思い帰ろうとした時に後ろから首にナイフが当てられた。
深波｢…どちら様でしょうか？｣(いつの間に来てたのよ…)
全く気づかなかった気配の消し方、ナイフの当て方的に…軍人かな？
？？｢名乗るもんでも無いで。ただ、ちょっと着いてきてくれへん？｣
ついてきて欲しい…？…ん〜今の殺人現場を見ていたのなら殺しておきたいけど…
まあ、この人の言うことは聞いておきますか。
深波｢…分かりましたよ。何処行くんですか？｣
？？｢えっ、着いてきてくれるん？てっきり嫌がると思ってたで…｣
いや、正直嫌ですよ？嫌ですけどね？別に用事があるわけでもないので。
私は基本暇人ですからね。行っても問題は無いです。
深波｢大丈夫です。とりあえずそのついてきて欲しいところに連れて行ってください…血がベトベトだから嫌なんですよ｣
？？｢あっ、せやったな。ほな、着いてきてな〜｣
そう言って私の後ろでナイフを当てていた人は私の予想通り軍のある方向に向かった。
やっぱ軍の人ですよね…まあ、確かあそこにはアイツらがいるし大丈夫だと思いたい…
そんなことを思いながら私はその男の人の後ろを着いて行った。
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作者名：影夜渚 | 作成日時：2018年12月8日 9時
