検索窓
今日:5 hit、昨日:16 hit、合計:169,187 hit

42 ページ43

『どこにいるんだろう。』

そう言いながらとりあえず森の中へ深く深く入っていった。

「なんできみがここに?」

『っ!』

驚いた。だって急に後ろから声をかけてくるんだもん。

『ねぇ!この呪い解いてよ。』

「なんで俺がそんなことしないといけねぇんだよ。帰れ。殺すぞ。」

あぁ、この鬼絶対私の呪い解く気ないじゃん。そう思った瞬間私は怒りに頭を支配された。

『ふざけないで。なんであなたのせいで私がこんな苦しまないといけないの。全部全部あなたのせいよ。』

「お前正気か?早くどっか行けよ害虫が。」

プチンっ。
その言葉を聞いて私の中で何かがちぎれた。

『天の神、太陽燦燦、月皓皓。どうか悪を滅するために力をお貸しください。命かけてでも良き者を守ります。』

「まさかっ!」

『真っ直ぐに生きていける心を。青天白日』

その言葉を言った瞬間私は太陽の光に包まれた。そして、その光はどんどん大きくなり最終的には山全体を囲む形となった。失辛は灰となって消えていった。

『これで、、みんな、、、助かった、かな?ハァハァ』

そこで私の意識は途切れた。

______

「カァ〜カァ〜!お館様!お館様!」

Aの鴉が飛んできた。あの子たちが出てから既に3時間は経っている。

「どうしたんだい?」

「カァ!西南西の山!謎の太陽に包まれる!カァ!
そこにいた鬼共は絶命!」

その言葉を聞いた瞬間、私はすごく焦った。

「お館様」

あまねが声をかけてきたので、頷いて私の子供たちに伝えるよう鴉を飛ばした。

「A、無事で居ておくれ、、」

43→←41



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
149人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , , 産屋敷
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

かにパン(プロフ) - 名無し82162号さん» ありがとうございます! (2022年1月6日 19時) (レス) id: 389140c462 (このIDを非表示/違反報告)
名無し82162号(プロフ) - 面白い (2021年9月27日 21時) (レス) @page1 id: 90bfde0de7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひすい | 作者ホームページ:http://nanasaizihakawaigarareru.01  
作成日時:2021年8月13日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。