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もう耐えられないと思った。初めてだったととさまにあんな弱いとこを見せた。いや、病弱な面以外でね笑
でも本当にあの痛みには耐えられないって思ったの。だってそんくらい痛かった。辛かった。泣くしか無かった。だから、みんながあの鬼を倒してくれないなら私が自分で倒すしかないと思ったの。
『(童磨って確か、教祖してるんだっけ?教祖ってなに?どこ?)』
って思いながら目を瞑って未来を見る。わかった。場所が。未来を見ようとすると同時に求めているものがどこにあるのか分かるのも成長すると共に身についた。
『そういえば、私、さっき瞬間移動しなかった?』
自分の行動に驚きながら考えていると聞き覚えのある声が。
「Aちゃーん!久しぶり!」
来たね。童磨。
『上弦の弍、久しぶり。急だけど聞きたいことがあるの。』
「まぁ急かさずさー、僕の屋敷にでもどう?話はそれからだよ。」
このまま問い詰めても絶対話が通じないと思って上弦の弍について行くことにした。
「ようこそ!僕はいつもここで教祖様をしてるんだぁ!」
『上弦の弍、失辛はどこにいるの。』
「もぅAちゃんったら〜焦らすなぁ」
そう言いながら教えてくれる気配がない。
『早く教えて、じゃないとここに太陽の光をだす。』
「わかったわかった!失辛はね、あそこの森の中の小屋の中にいるはずだよ?」
太陽って言葉に恐れ抱いたのか素直に教えてくれた。場所がわかったから直ぐに行かなきゃ、そう思って行こうとすると、
「おっと?そんな簡単に逃がすはずないだろ〜?」
そう言って両手首を掴まれた。
「さぁ、何をする気かあ言ってごらん?」
圧がすごかった。さすが上弦の弍。
『(失辛の所へ!)』
心の中で願うと私は気づいたら森の中へ来ていた。そして、周りを見ると上弦の弍はいなかった。
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かにパン(プロフ) - 名無し82162号さん» ありがとうございます! (2022年1月6日 19時) (レス) id: 389140c462 (このIDを非表示/違反報告)
名無し82162号(プロフ) - 面白い (2021年9月27日 21時) (レス) @page1 id: 90bfde0de7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひすい | 作者ホームページ:http://nanasaizihakawaigarareru.01
作成日時:2021年8月13日 17時