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それから私は家族と触れ合うことが無くなった。無くなったというか、私から避けてるだけなんだけど、、、
でも絶対に謝らないもん。だって私が言っていることは正しい。
初めてととさまとお母様に反抗したからか、2人はすごく落ち込んでいたらしい。ってお姉ちゃんたちから聞いた。生まれて初めてだった、あんなに反抗して自分の意見を言ったのは。少し言いすぎたかなって反省してる。でも、やっぱり楽しいことを沢山言いたかった。
ずっと自分の部屋にこもっていて、ずっと同じことばかり考えていた。どうすれば、分かってもらえるんだろうとか、どうすれば、元気になれるかなとか、どうすれば、みんなのような生活ができるんだろうって。どうして兄妹であるお姉ちゃんお兄ちゃんは元気なのに私だけこんな体なの?私何か悪いことしたのかな?
せっかく人のためになる異能を持ってるのにやっぱりこの体だから使えない。そんなの異能を持っている意味が無いよ。
どうにかして元気になって異能を役立てれる方法は無いのかなって考えていた。
するとある日、私の足の裏に文字が現れた。「拾」。急に現れたその数字にとても怖くなった。隠すように、包帯を巻いて過ごしていた。バレたらやばい気が本能的にしたから。果たしてこの数字がこれから増えるのか、減るのか、恐怖しか無かった。
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かにパン(プロフ) - 名無し82162号さん» ありがとうございます! (2022年1月6日 19時) (レス) id: 389140c462 (このIDを非表示/違反報告)
名無し82162号(プロフ) - 面白い (2021年9月27日 21時) (レス) @page1 id: 90bfde0de7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひすい | 作者ホームページ:http://nanasaizihakawaigarareru.01
作成日時:2021年8月13日 17時