【鬼滅の刃】末っ子ちゃんのお世話係 (ページ29)

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「あまね様、A様、少し遅いんじゃないでしょうか？」

A様が出ていってもぅ20分は経つ。どうしたことやらと思い、あまね様に聞いてみると

「部屋にいるかもしれないので、少し様子を見てきます。」

そう言って出ていかれた。この時私は少し嫌な予感がしていた。なにかこう、胸を渦巻くような、、、

「すみません胡蝶様、Aが部屋にいないので少し庭を見てきます。」

あまね様がそう言われた。咄嗟に

「私も行きます。」

そう言い、あまね様と二人で庭へ出たものの、A様はどこにもいらっしゃらない。まさか、お屋敷の外に？いや、そんなことあるはずがない、もぅ大分夜ですもの。外に出るはずないです。しかし、あまね様も同じことを考えていたのか、

「外に出たんでしょうか、、」

そんなことを言われたので、私は少し見てきます、夜は危ないのでお屋敷の中でお待ちください、そう言って外へ出た。

門を出たところで宇髄さんと会いました。任務の報告だったそうで

「なにそんなに派手に焦ってんだあ？」

そんなことを言ってきましたが、それどころじゃなかったので

「A様が花を摘みに行ったまま戻ってこないんです。」

一言言った。すると宇髄さんは、

「！！おいそれほんとかよ？！派手にやばいじゃねーか！」

そう言って私に着いてきた。

「おい、花摘みに行ったって、さっきそこで沢山の花が落ちてたぞ。」

「!!本当ですか？！まさか、鬼にさらわれたなんてことは…！」

門から50メートルくらい離れたとこだろうか、黄色い花が沢山落ちていた。

「お館様に伝えるぞ！！！」

「はい、、！」

そう言って屋敷の元へと戻った。