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そして数日がたち、今日は先輩と付き合い始めてから初めてシフトが被る日！
連絡はとってたけどあれから会うのも初めてだ…。
ドキドキしながらお店のドアを開けた。
「あ、おはよっAちゃん」
「おはよ…ございます……」
いつにも増して優しい笑顔な気がするのは気のせい？
私、めちゃくちゃ緊張しちゃってるかも…。
「あれ？いつもより元気足りなくない？」
そう心配そうに私を覗き込む優吾先輩にドキッと胸が高鳴った。
そういうところだって言うのに、先輩は分かってない！
「優吾先輩が…かっこよくて眩しいからです、」
俯いたままボソッと口にした言葉、届いてるかな…？
「…っ、またそういうこと言って…今バイト中なんだから集中できなくなったらAちゃんのせいだからね」
「えっ…それは、ごめんなさい…？」
「ふふ、いいから早く着替えてきな？」
「は、はいっ」
どうしよう、私も集中できるかな、
どうか今日はお店が忙しくなりませんように。
そう思いながら急いで着替えて戻ると、
目が合った先輩が私のそばへやってきた。
「今日も最後までいるでしょ？」
「はい、」
「じゃ、終わったらカフェラテ入れてあげる」
「ほんとですか！？」
「俺のラテが１番好きなんて言われたら作ってあげたくもなるよね(笑)ましてやAちゃんだし、」
「へへ、嬉しいです」
だけど、私は…
先輩の入れるカフェラテが１番好きだけど、
それよりも大好きなのは優吾先輩です。
そんな言葉を心の中で思っていたつもりだったのに。
「…って、あれ？今わたし…」
「…いや……もうほんと手に負えないわ、」
手で顔を覆う優吾先輩は耳まで真っ赤。
「俺もAちゃんが大好きだよ」
照れたようにはにかみながら言う先輩に、私こそバイトに集中できなくなったのは言うまでもない。
『カフェラテと先輩』fin.
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雅(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！読んでて表情筋全く仕事してませんでした、、終始キュンキュンしっぱなしで余韻に浸ったまま眠れそうです(笑)こんな神作を生み出して下さりありがとうございます！ (2023年3月23日 1時) (
レス) @page41 id: 510ee6a3ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年2月11日 21時
