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そのままぼーっと試合を見ていたら横から感じる視線。
「えっと…なに？」
「え？」
「ずっと見られてる気が」
「聞いていい？」
「うん？」
「ジャージのサイズ間違えたの？」
あまりにもデカすぎるから注文ミスったのかって。
そんなバカみたいなミスしないってば！
「忘れたからしんちゃんに借りたの」
「あー、慎太郎ね、なるほど」
今絶賛試合中のしんちゃんは、コートの中で走り回って汗だくになっていた。
そりゃ長袖なんていらなくなるよね。
ありがたい。
「俺のじゃなくてよかったの？」
「なにが？」
「ジャージ」
「え、なんで？」
「A、俺のストーカーだから」
「そう思われてるのつら」
まぁ、この際ストーカーでもいいんだけど。
「じゃあ貸して」
「嫌だね」
「え？話が違う」
「貸すとは言ってないよ」
「北斗そんなだから友達いないんだわ…」
絶対そうだ、ってひとりで納得したら睨まれた。
「てことで、私は次試合だから行ってくる！」
「逃げたな」
逃げたけど試合はほんとだもーん。
こうして寒い体育館での体育を乗り切り、
授業を終えた。
これが終わればもう午前は楽ちん寝るだけです！
でもやっぱり次の授業は北斗の人間観察しようかな…
とか思ったりして。
こんなことを考えているあたり、私はやっぱり北斗の言う通りストーカーなのかもしれないな…。
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hiina(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！！お楽しみいたけただようで嬉しいです(泣)ぜひこれからもよろしくお願いします！ (2021年2月14日 20時) (
レス) id: dd01d7da97 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 完結おめでとうございます！ めちゃくちゃキュンキュンするお話でした(>_<) (2021年2月14日 3時) (レス) id: e3d456c007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年1月20日 23時
