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"好き"って、確かに私はそう言った、はず。
無意識のうちに溢れてしまった言葉だった。
「え、と…ごめん、その…こんな風に言うつもりじゃ…」
北斗には聞こえていたんだろうか。
いや、あんなに驚いた顔をされて聞かれてないわけがない。
「なんで謝るの？」
「へ…」
「もっかい、言ってよ」
「え……ごめん、」
「馬鹿？」
「あ、え？…………すき、？」
「…………」
「北斗？」
私の言葉を聞いて黙り込んだ北斗。
この反応は何なんだろうか…
やっぱり変な人だから、北斗のことは読めないや。
「２回目を催促しといてなんだけど、」
「うん？」
「そういうのはさ、男から言わせてくれない？」
「え、」
これは、夢？
いくら私でもこの先の言葉が予想できてしまって、
胸が高鳴った。
「A、好き」
目が合っているのがなんだか照れくさくなって、
目の前のカップを手に取りミルクティーをひと口。
「おま…、ここで飲む？普通、」
「私普通じゃなくて…」
「ふ、まぁAらしいか」
そうやって笑ってくれるの、好きだなぁって
またひとりで北斗に見とれてる。
「かっこいいね、北斗」
「なんだよ」
「へへ、好きー！」
「ちょ、急にくるなっ」
自分の中の何かのネジが外れたみたいに、
私がいきなり抱きつくから怒られた。
だけど、
愛おしいって思っちゃったから仕方ないもん。
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hiina(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！！お楽しみいたけただようで嬉しいです(泣)ぜひこれからもよろしくお願いします！ (2021年2月14日 20時) (
レス) id: dd01d7da97 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 完結おめでとうございます！ めちゃくちゃキュンキュンするお話でした(>_<) (2021年2月14日 3時) (レス) id: e3d456c007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年1月20日 23時
