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「A寝るの？」
「え？」
「寝ていいよ」
「眠いけど、北斗とお話したい」
「散々話してんだろ」
「んー、」
たしかにそうなんだけど…
「ほくとー、今日楽しかった？」
「まぁ、それなりに」
「相変わらず素直じゃないなぁ。私は楽しかったよ」
「馬鹿みたいにずっと笑ってたもんね」
「馬鹿みたいは余計！」
しばらくこうやって話してたけど、
私の瞼は次第に重くなっていく。
目を閉じたと同時に首がかくんってなって、北斗の肩に寄りかかっちゃったのが自分でも分かった。
「ん…あ、ごめ、」
ぼーっとする意識の中、慌てて目を開けて体勢を戻そうとしたけれど、それは北斗の手によって止められた。
「いいから、別に」
「え……」
「このまま寝なよ」
私の頭に手を添えて自分の方に引き寄せた北斗。
されるがままに、こてんと肩に寄りかかった。
「えへ、ありがとうほくと、」
「ニヤニヤすんなよ」
「え、顔見えてないのに」
「見なくてもわかる」
「勝手に想像したなー？」
「眠いんじゃないの？いらないなら肩貸さないけど」
「あ、いりますいります、おやすみなさい！」
そこからはもう秒で寝たんじゃないかと思うぐらいすぐに意識がなくなって、すごく心地よくて安心した。
途中、頭を撫でられたような感覚があったのは、
夢なのかそれとも現実なのか。
北斗はそんなことしないよなぁ、なんて思いながらも
心のどこかでは現実だったらいいなって考えてる。
ねぇ、私は北斗のことが好きだけど、
北斗は私のことをどう思ってるの？
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hiina(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！！お楽しみいたけただようで嬉しいです(泣)ぜひこれからもよろしくお願いします！ (2021年2月14日 20時) (
レス) id: dd01d7da97 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 完結おめでとうございます！ めちゃくちゃキュンキュンするお話でした(>_<) (2021年2月14日 3時) (レス) id: e3d456c007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年1月20日 23時
