とある王国の6人 (ページ3)

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きりやんside
俺は今、目の前の二人を見て怒っている。
その二人とは、ぶるっくとスマイルの事。
二人は俺と同じく国のトップで働いている仲間だ。
この二人は本当にさぼることが多すぎる。
ん？なかむは怒らないのかって？
なかむはミスが多いだけだから書類はしているからまあ。
シャークんときんときは、わかんないところはちゃんと聞いてくれるしミスがほぼないから怒る必要性がない。
ぶる「ねえ～、さぼりたい～！」
きり「だめだろ！この書類の量だぞ！なかむより少ないぞ！？」
スマ「めんどくせえ。」
きり「いや、スマイルは...どうしようもねえわ。」
まあ、二人とも面倒くさがってるだけだしやる気を起こせば早いんだけどなあ。
...そうだ！
きり「おいお前ら。さっさと書類しないんなら飯抜くぞ。」
ぶる「待って！やるやる！だからやめて！」
シャ「ものすごい飯への執着力だな(ボソッ」
おい、小声でボソッと言ってるやつがいるぞ。
スマ「今じゃダメか？」
きり「ああ、今やらなかったらお前やらないだろ。」
スマ「...はあ。わかったよ。」
あー、こいつムカつく！
だけどこいつを心配しているのも事実だからそれがまた悔しいな。
その数十分後に彼らは無事書類を終えた。
きり「ほら、早いじゃんか。ため込まずにやったらこれくらい早いんだよ。」
ぶる「つぎからはため込まないようにする...多分。」
多分って言ったのが聞こえたがまあ無視するとしよう。
なぜか今日の朝、少しだけ嫌な感じがしたから今日がこれで平和に終わるといいと思う。
まあ、現実はそんなに甘くなかったんだが。