story59 ページ15
その後、何度説得してもAはリヴァイのそばを離れようとはしなかった。以前と同じようにリヴァイの行くところに付いてまわり、課題を渡せばそれをやる。だが、リヴァイの部下もAの外見的変化に戸惑いを隠せないでいた。
「……」
「やあ、リヴァイ。元気……じゃなさそうだね」
「……うるせぇ…クソメガネ…」
「放っておいてやってくれ。男には男の事情がある」
昼過ぎ、外で日向ぼっこを始めたAが寝た。この昼寝タイムが、リヴァイの睡眠時間でもある。これ幸いと言わんばかりに自室のベッドに横になり、寝ようとした矢先にミケが現れた。申し訳なさそうに急ぎの書類を渡してきたので仕方なく目を通し、処理を終わらせて横になったところに今度はハンジだ。
「ん、なに、ミケは訳知りがおだねぇ」
「ハンジ。話なら外できく。リヴァイは寝かせてやってくれ」
ミケがこれ程までに心優しい男だったとは。奇人変人のトップに輝いていたミケの評価を少し下げて十位くらいにした時、ハンジが言った。
「え？Aの事を話にきたんだよ。リヴァイにも聞いてもらわなきゃ」
その言葉に、結局リヴァイは起きざるを得なかった。
(しかしリヴァイが寝不足とはねぇ…。いっそ襲ってしまえばいいのに)
(それができてりゃ苦労しねぇよ…)
(……少なくとも、Aに「そういう事」の知識がなければな…。行為だけしても空しいだろう)
(ミケ…なんかすごい実感こもってるよ？もしかしてそういう経験が！？)
(黙れ奇行種)
(男には、男の苦しみがあるってことだ。それを少しでも理解していれば、そんなことは言わねぇ)
(え？だって、Aの無自覚エロエロ仕草に胸がドッキュン！ヤバくて理性がもたないー！って話だろ？やっちゃえよー。いけるいける！！)
((もう本当に、黙れ奇行種))
(はい！すみません！)
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さと芋 - すっごく面白いですo(｀ω´ )oこれからも頑張ってください！ (2015年4月10日 1時) (
レス) id: 1ff7e22c1f (このIDを非表示/違反報告)
☆ユウ☆ - えっΣ（ﾟдﾟlll）使ってなかったんですか？なら大丈夫じゃないですか〜( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年4月9日 21時) (レス) id: ef0a60f552 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - ゆうさま>言われてきづきました。あまり古いネタ使ってなかった…！ (2015年4月9日 20時) (レス) id: 675366c207 (このIDを非表示/違反報告)
☆ユウ☆ - ありがとうございます！古いネタってどんなやつですか？ (2015年4月8日 23時) (レス) id: ef0a60f552 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - ゆうさま>おきになさらず！同じ趣味をもつかたと話すときは、あまり年は気にしないので。ネタ…結構古いネタとか、つかってます。たぶん。（← (2015年4月8日 22時) (レス) id: 675366c207 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：灯霧
| 作成日時：2015年4月6日 19時
