story47 ページ49
「整列！」
フラゴンの指示に、隊の全員が並んだ。端の方にリヴァイたち三人も並んでいる。それを見ながら、フラゴンは口を開いた。
「いよいよ明後日は壁外調査だ！それに伴い、今回特別に出向してくださったA司令は本日で訓練兵団へとお戻りになる！よって、本日はA司令に特別訓練をお願いした！」
ざわざわとざわつく兵士たちを尻目に、フラゴンの後ろにいたAが一歩前に出た。それだけで、ざわつきが収まる。決して大きくない女性でまだ若いというのに、その肩書きに相応しい威厳や威圧感があった。
「フラゴンに頼まれたんでな。それに一月という短い時間だったが、僕もお前たちに世話になった。よって、ひじょーにひっじょーーーーーーーに面倒くせぇが、今日の訓練でそれを返そうと思う。あぁ、心配しなくても壁外調査に支障が出るような事はしねぇから安心しろ。今日に限っては、殴っても蹴ってもいつもの半分以下の力でやってやるから」
ギロ、と睨まれたフラゴンがそっぽを向く。一方、リヴァイたちは唖然としていた。あのAが手加減すると言っている。あの、Aが。
「そこの三人、何か言いたそうだな」
「うぇっ！？え、俺達か！？」
「え、いや、そんな、なにもないよな、な！リヴァイ！」
ガンゴンッ！
「「〜〜〜〜〜〜っっ！！」」
「…不服は無い。指示に従う」
狼狽えるイザベルとファーランに鉄拳を落として静かにさせたリヴァイの言葉に、Aがニヤリと笑った。
「いいだろう。なら、これより特別訓練を始める！」
高らかに宣言したAは、カッ！と踵を鳴らして敬礼をした。
「心臓を捧げよ！」
(で、フラゴン。お前いつまでこっちにいるつもりだ？死ねばいいのに)
(ぇ、じ、自分もでありますか…！？)
(当たり前だろ、何ド阿呆になってやがる。ほら、さっさと整列しろ。死ねばいいのに)
(も、申し訳ございません！)
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灯霧(プロフ) - 777さん» 普通のペンだと難しいとおもいますよー。私も姉に投げつけたいww (2015年7月16日 9時) (
レス) id: 3be15bf116 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - 南湖さん» 万年筆のようなものを想定しているので、返しは自作でしょうwwありがとうございます！頑張ります！ (2015年7月16日 9時) (レス) id: 3be15bf116 (このIDを非表示/違反報告)
777 - ↓いったい何に使う気ですか;…と言いつつボクも欲しい！弟に投げつけたい！！自分のペンにカエシ付けられるかな… (2015年7月16日 0時) (レス) id: 1bd62eb53b (このIDを非表示/違反報告)
南湖(プロフ) - ペン先に返しがついてるペンってどこに売ってるんでしょう。欲しい← 更新頑張ってください！ (2015年7月15日 22時) (レス) id: 160e01a0b4 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - 777さん» 固まらせたかったんです（←草がはえて嬉しい！ (2015年7月14日 23時) (レス) id: 3be15bf116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：灯霧
| 作成日時：2015年6月27日 8時
