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Story44 ページ45

ピタッと固まってしまった。そう言えば無一郎君、どうするよ!?社会科見学?なら普通事前に通知あるよ!親戚の子供?北海道の叔父のところはもう成人してるし、東京の叔父にこんなデカい子供いないって菊池さん知ってるよ!


「彼は時透無一郎。私の知り合いなのですが、少々訳ありでして…。今回はAさんにお願いして、連れてきてもらったんです。お仕事の邪魔はしないと思うので、安心してください」


しのぶちゃんナイス!ありがとう!

小さくガッツポーズする横で、菊池さんとシゲさんは首を傾げてから無一郎君に笑いかけた。訳あり、の部分を彼らなりに推測したんだろう。何を思ったのかは……ごめん、わからん。無一郎君、いわれの無い侮辱と取らなければいいんだけど。


「ま、いーんじゃない?それでさ、シゲさん、Aちゃん。不死川さんと胡蝶さんの事だけど」


流石は社会人。切り替えは早くて2人は私に向き合って話し始める。私も彼らに向き合った。ランチの混み具合によるが、とりあえず入ってもらうということで話が進む。まぁ何事も経験。ランチなら営業してすぐに混み合うなんてこと、ほとんどない。特に今日は月曜日だし。


「私は後で無一郎君と買い物に出ますね。出かける時は声かけるので、何かあったら内線鳴らしてください」
「うん、了解。それじゃ不死川くん、こっちに来てくれる?6階の方も一応見てもらうから」
「胡蝶さんはここで待っててね。私着替えてくるから」


6階に向かう不死川さんとシゲさん、私とトーションの山を持ちあげた無一郎君がエレベーターに乗り込んだ。5人は乗れないので、菊池さんは階段を登っていく。5階で降りて、不死川さんたちと別れて。


「さて、私はちょっと事務仕事しているから、無一郎君はトーション折りよろしくね」
「うん、いいよ」


綺麗な髪を背中に靡かせ、正しい正座をした彼の手がトーションを折り畳んでいく。それを見た私は、パソコンを立ち上げてよし、と気合いを入れ直した。


(お店を締めるまで、あと1ヶ月半)
(何とかしないと、ね)

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コサキ(プロフ) - ち◯こさん» あと名前変えろ。きっしょ。 (2月19日 22時) (レス) id: d52feb45e3 (このIDを非表示/違反報告)
コサキ(プロフ) - ち◯こさん» お前の事違反報告したから。お前の方こそ暇人やろ。 (2月19日 22時) (レス) id: d52feb45e3 (このIDを非表示/違反報告)
るるる - ち◯こさん» あなたの方がおもんないで。もうやめとき虚しいから。 (2月13日 1時) (レス) id: b7b0607f35 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - コサキさん» おおっとぉ!?ご指摘ありがとうございます!修正いたしました! (2022年1月13日 22時) (レス) id: 58548306cb (このIDを非表示/違反報告)
コサキ(プロフ) - 1995年は平成7年ですね。 (2022年1月13日 21時) (レス) @page12 id: beb81ab5f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:灯霧 | 作成日時:2020年2月11日 16時

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