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Story43:時透side ページ44

目を開けたら、そこは知らない部屋だった。それが1番正しい表現。不死川さんと胡蝶さん、それと知らない女の人がこっちを見ていた。

彼女が支度するまでの間、色々と話を聞いた。うん、意味わかんない。意味わかんないけどこれが現実なんだってことは、よく分かった。上弦に斬られたはずの身体は五体満足だったし、体温もあったし。

ただ、事情が飲み込めないまま車に押し込まれて外出というのには驚いた。Aと言ったこの子、警戒心無さすぎじゃない?

そのまま彼女のお店という場所に着けば、僕が想像していたようなお店じゃなくて石造り?の高い建物。A曰く、6階まであるらしい。そんな高い建物、東京にもあったかどうか。少なくとも、僕は知らない。
ぽかんとしている間にえれべぇたぁに押し込まれて移動。びっくりしている間に5階についた。お座敷らしく、畳が広がる。そこにきてようやく、落ち着いた。い草の匂いは、僕のよく知るものだから。


僕なりに考えた結果、Aからは敵意を感じないし不死川さんも胡蝶さんも気を許しているように見える。それで本当に柱?と言いたくなるけど、僕自身彼女に少し気を許していたから、言わないでおいた。

なんでか。それは多分、彼女の纏う空気だ。

人を疑うことを知らない、無垢な心。そんなものだと思う。

とりあえず御館様とは別の意味で、今は彼女の言うままに動いてもいいかな、と思う。


──────
むいくん来ました。心情が表しづらい!

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コサキ(プロフ) - ち◯こさん» あと名前変えろ。きっしょ。 (2月19日 22時) (レス) id: d52feb45e3 (このIDを非表示/違反報告)
コサキ(プロフ) - ち◯こさん» お前の事違反報告したから。お前の方こそ暇人やろ。 (2月19日 22時) (レス) id: d52feb45e3 (このIDを非表示/違反報告)
るるる - ち◯こさん» あなたの方がおもんないで。もうやめとき虚しいから。 (2月13日 1時) (レス) id: b7b0607f35 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - コサキさん» おおっとぉ!?ご指摘ありがとうございます!修正いたしました! (2022年1月13日 22時) (レス) id: 58548306cb (このIDを非表示/違反報告)
コサキ(プロフ) - 1995年は平成7年ですね。 (2022年1月13日 21時) (レス) @page12 id: beb81ab5f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:灯霧 | 作成日時:2020年2月11日 16時

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