【銀魂】純愛女。

純愛。24 ページ27

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「…と、まぁこんな感じだ。」


長く辛くて暗い過去を語り終わったAは複雑な顔をしている。

一方、近藤は涙と鼻水で顔はぐちゃぐちゃに。


「望月殿に、そんな辛い過去があったんだね…ぐぇ、ううっ、」

「近藤！な、泣くな泣くな！！」

「これ涙無しでは聞いてられないよ…」


Aの壮絶な過去を知り、近藤は涙が止まらないと言い、隊服で必死に抑える。


「これはもう、涙が止まんねぇよなぁ…なぁ、万事屋ぁ…、総悟、トシ…」

「…万事屋…？総悟…？トシ…？」


近藤が次々と挙げていく名前達。

天井から、おい！何言ってんだゴリラ！
近藤さん！計画が違うだろーが！なんて声が聞こえてくる。

上からドンドンっと足音がしたり何やら慌ただしい。そして、天井が抜けて、大柄な男3人が落ちてきた。


「…坂田さん？土方に、沖田…」


3人はバツの悪そうな顔をする。


「…悪ィ、全部聞いてた」


坂田さんが頭を掻きながら、苦笑する。


「なら、みんな聞いてたんだな…
殺人罪で私も捕まえるのか？」

「いや、時効が経っているから逮捕は出来ねぇ」


スパーっと煙草を蒸かし、煙が揺れる。


「望月がしたことは絶対に許されるもんじゃねぇ。
…けど、俺は…あんたと、昔みたいに笑い合いたい…でさァ…」


俯きながら必死に言うその姿は、昔と同じで。


「あぁ、…よろしく、な？」

「へい！」




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大変長らくお待たせしました。

作成中と言いながら、約1ヶ月経ってしまいました。
本当に申し訳ありません。

これからも純愛女。をよろしくして頂けたら嬉しいです。


しゃしゃねこ



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