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おかげで緊張がほぐれたような気がした。
言うなら今だ。
「あ、あの私...」
言え...!!!
言うんだ...!!!!
「光希先輩が好きです...!!!」
わたしは持っていたカップケーキを差し出した。
光希「ぼ、僕のことが?」
「はい!ずっと...初めて会った時からすきです!」
先輩は少し驚いた顔をした。
言ってしまった。
とうとう...
「だからその、私と...付き合って貰えませんか?」
光希「...」
驚いた顔をしたあと、先輩は下を向いて
少し悲しそうな顔をした。
光希「...ごめんね」
心臓が沈み込むように大きく跳ね上がった。
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作者名:セピ力 | 作成日時:2024年2月10日 1時