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ヤ｢おらぁぁぁっ!!｣
｢うっ…ぜぇ!!!｣
感情的な私とヤマトに比べ､
雅貴とコブラは黙々と殴り続ける｡
たまに舌打ちはするものの､その冷静さは
恐怖さえ感じてしまうものだった｡
｢ねぇ…こんな､話…知ってる？｣
相手の拳を避けつついなしつつ､
途切れ途切れに話す｡
上段蹴りをしてきた相手の足をつかみ､
壁際へと追いやった｡
｢アキレス腱ってあるじゃん？
あれってね､アキレスっていう奴が
そこを射抜かれて死んだから
そう言うらしい…ねっ!!!｣
思いっきり押す力を強める｡
バキッ､と鈍い音がして恐らく
相手の股が裂けた｡
-｢がぁぁぁああっ!!!!｣
背中越しに雅貴の声が聞こえる｡
雅｢それアキレス腱じゃねぇだろ(笑)｣
振り向くと､こちらを見て笑いながら
一人 倒す雅貴｡
その後ろから向かってきた相手でさえも
拳一発で地に伏せてしまう｡
｢あ､そうだっけ？
まぁ､関係ないでしょ｡｣
両足に力を込めて精一杯踏み出す｡
私の最高速度を乗せたジャンプで､
顔面を蹴り倒してその反動で後方回転｡
隙をついたつもりであろう後ろからの敵は
足を払ってから胸板を蹴って追い払った｡
一旦静けさが訪れる｡
ヤ｢はぁっ､はぁ…おい､コブラ｡
こいつ雨宮に拾われただけは
あんじゃねぇか｡
………レディの癖してクソ強ぇ｡｣
コ｢…っは､あたりめぇだ｡
……それで弱かったら
戦りがいがねぇだろ｡｣
再び殴りかかる日向の部下たち｡
私たちもそれと同時に相手をし始める｡
一度だけ広斗との癖で
ヤマトと共闘しようと試みた｡
しかし､やはりピタリの息の合った
戦い方はできなかった｡
そのせいで一発食らってしまい､
癖がついてしまった自分の体を叱責する｡
日｢おら､どうしたぁ!!!
弱ってきてんじゃねぇか!?あ!?｣
｢うるせぇ､よ…!!!!
黙ってろ!!!!｣
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REI*CAT√3JSB_Omi(プロフ) - 愛菜さん» ありがとうございます(*⌒▽⌒*)これからヒロインちゃんがコブラ達と更に仲良くなることで､ムゲンとの対決の日にどのような変化をもたらすのか｡楽しみにしていただけると幸いです! (2016年4月12日 22時) (携帯から) (
レス) id: 093814bcbe (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - おはようございます。お話読ませて頂きました。広人が入院中にコブラ達と仲良くなっていくﾋﾛｲﾝちゃん！！分かっているだろう雅貴は何も言わず見守ってますね。早く広人が目覚めるといいですね↑↑続きも楽しみです。 (2016年4月12日 6時) (レス) id: 7da404dcb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイにゃん | 作成日時：2016年3月9日 0時
