【MONSTA Xとの甘い日々】 (ページ9)

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＿WONHO side＿

Aが来てから、初めての飯。

簡単なものでごめんなさい。
なんて。言いながらも手際良く作ってたオムライス。

キヒョナがくっつきながら、歌ってたのを通りすがりに見てしまった。

【…ドクンっ】

…ん？なんだいまの、？

胸が少し苦しい。何でだ。

胸に感じた少しの違和感に気づかないフリをして
風呂へ向かい、シャワーを浴びる。

A…。

今日突然、俺達の前に現れた女の子。

元気で優しくて太陽みたいな子。

今日初めて会ったけど、すごくいい子だってことは誰でもわかるくらいいい子だ。

そんなことを考えていると、いつもより少し長めに入ってしまった。

いつものようにバスタオルを腰に巻いて、リビングへ向かう。

…ん？

「…休憩中？」

ソファに座りカップを握っているAがいた。

「…!!///」

俺を見るなり顔を真っ赤にして焦るA。

…ほんとかわいいの笑
全然男慣れしてないんだな、意外。

いじめたくなって、更にAを追い詰める。

本名で呼ばせようとしたら、恥ずかしさのあまりか、目を潤ませて「ホソクおっぱ」。
そう呟いた。

「…っ、よくできました、ご褒美。」

…なんつー顔してんだよ、あほ。

その顔があまりにも可愛くて、危うく押し倒しそうになった自分を自制させ、おでこにキスを落とした。

ほんと、危機管理できてなさすぎ。
俺じゃなかったら確実に食われてたぞ。←

そんなことを思いながらまだ顔を赤くしてるAの頭をポンポンと撫で、おやすみ、と残して部屋を出た。

部屋に行く途中ミニョガとすれ違い、
「ヒョンAになんもしてないでしょーねー！」
って言われたから、
「当たり前だろ、たぶんな？」

MH「…なっ、!?」

「…ㅋㅋㅋ、なんもしてねーよ、笑」

あまりにも本気でビビるから、おかしくて笑
こりゃ、なんも言えねーな笑

部屋に戻ってベッドに寝転ぶ。

「…A…」

天井に向かって手を伸ばす。

今日会ったばかりなのに、ほんとおかしいぞ俺、大丈夫かよ。

でも、可愛くて仕方ないのは事実。

愛おしさでほわんとした胸の温かさを感じながら、そっと夢に堕ちていった。