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くっきんぐ ページ35

『さてコネシマさぁん!料理の時間ですよ!』

「なんでお前そんなテンション高いん...」

キッチンの台の上には普通のりんごよりも一回りか二回り小さいりんご、所謂"姫リンゴ"というものがいくつか並んでいる
それに大量の砂糖と天然水、赤い着色料、竹串やバット、小さめの鍋などが鎮座する

久々の料理に私はどことなくテンションが上がる
さっきあまり得意ではないと言っていたコネシマさんはげんなりしている

『試作品作りです!気合い入れてください!』

「別に俺好きでするわけやないし...」

『もうつべこべ言わないで作業してください』

事前に調べていた分量や方法を一つづつクリアしていく
砂糖も水も分量を測り間違えてはいけない
飴だってタイミングをしくじれば使い物にならなくなる

『コネシマさん!?火傷します!そこ持てないです!』

「は?だめなん?」

『当たり前ですよ!金属は熱を通しやすいって学校で習いませんでした!?』

「そこまで言わんくても...」

『旦那を怪我させるわけにはいきません!!』

ここぞとばかりにそう言ってみればあからさまに大人しくなってくれた
まるで借りてきた猫みたいだ
まぁそっちの方がこちら的にもありがたいけど

「うえ、そんなに砂糖入ってんの」

『じゃないとべっこう飴作れませんからね』

「俺甘いの嫌いなんやけど」

『折角作ったんですからひとつは食べてくださいね』

作業の手を止めずに釘を刺すとしぶしぶと言った様子の生返事が返ってきた
頼んだ、リンゴに串を指す作業をちゃんとやってくれている

『コネシマさん、よく見ててください。こうやって絡めるんですよ』

赤く染めたドロドロ熱々の飴を鍋を傾けて片方に寄せる
それにくぐらせるように串の刺さったりんごをくるっと回す

滴る飴をこぼさないようにバットの上に乗せて固まるのを待つ
これだけが案外難しかったりするのだ

約束→←もう少しだけ



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わごむ - し、し、シッマが...襲わない!? (10月7日 0時) (レス) id: 37d509fa97 (このIDを非表示/違反報告)
美奈花(プロフ) - kurauda0827さん» ありがとうございます!ゆっくり更新ですがお付き合いください! (9月1日 14時) (レス) id: bf98cceb63 (このIDを非表示/違反報告)
kurauda0827(プロフ) - めっちゃ面白いですね!よんでる途中最高すぎて、悶えながら読んでました!更新楽しみにしてます! (8月29日 0時) (レス) id: dce11f68c6 (このIDを非表示/違反報告)
美奈花(プロフ) - れらちゃん=17さん» ありがとうございます!頑張ります! (7月31日 11時) (レス) id: bf98cceb63 (このIDを非表示/違反報告)
れらちゃん=17 - このお話大好きです!これからも頑張ってください! (7月30日 12時) (レス) id: 58cba98cf2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美奈花 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年3月6日 21時

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