脅威とホビット ページ4
暖かい昼も過ぎた
綺麗な夕も過ぎた
夕飯も食べ終わり
小さな彼の部屋
椅子に座ってゲームをする部屋の主は電子機器から目線をあげようとはしない
そんな中自分の部屋ではないのにベットにうつ伏せで転がる影がひとつ
zm｢眠い｣
rbr｢寝ろや｣
布に吸われ、くぐもった声で発せられた言葉は疲労に充ちていた
それに無慈悲にも冷たく返すロボロ
zm｢子守唄歌って｣
rbr｢意味わからんわ｣
全く体を動かさずそんな事を言う友人に興味がなさそうに返す
zm｢赤ちゃん返り〜｣
くるりと仰向けに向きを変え弱々しく足をパタパタと動かす
そこでロボロの手は止まった
rbr｢いい歳したおっさんがなにやってんねん気持ち悪い｣
zm｢小さいくせ口だけは達者やな｣
rbr｢やかましい｣
自分に向けられた顔に腹が立って近くにあったタオルを投げつけてやる
コントロールは上手くいきその憎たらしい顔を隠すことが出来た
小さく悲鳴が上がったがゾムはタオルをどけようとしない
rbr｢ゾムー？｣
返事は帰ってこなかった
rbr｢なんや、寝たん？｣
ゆっくりとタオルをどけてみれば目を閉じた整った顔が現れる
rbr｢うわ、まつげ長｣
しばらく見ていたが飽きたのか何もかかっていなかった体に布団をかけた
rbr｢おやすみ、ゾム｣
さっきよりも小さくなったゲームの音だけが部屋に鳴っていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「wrwrd」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Yuki.aruru(プロフ) - 美奈花さん» あー好き｡すこ好こ｡ありがとうございます｡もっとくr(((ほかのコンビでも全然大丈夫ですので......続き楽しみにしてます (2019年4月5日 14時) (
レス) id: 6057cb562d (このIDを非表示/違反報告)
美奈花(プロフ) - Yuki.aruruさん» わかりました！できるだけ早めに書き上げますね！ (2019年3月28日 11時) (レス) id: bf98cceb63 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki.aruru(プロフ) - 神と豚......できますかね？良ければお願いしたいです！！！ (2019年3月26日 18時) (レス) id: 6057cb562d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美奈花
作成日時：2018年9月3日 18時
