愛してんで ((Red ∞ 2)) (ページ5)

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渋谷 Side

A「あの……みなさんどこで寝るんですか？」

日付をまたいで少しした頃、Aがこんなことを言うて来た。

……たしかに、この家、何も使ってない空き部屋が二部屋だけある。

一人暮らしにしたら十分な部屋数やけど

……俺らがみんな泊まるには狭い。

丸「ん～、どうしましょうかぁ。」

錦「じゃあ後腐れないようにジャンケンにしようや！」

村「せやな。何も準備しなくてええしな。」

錦「ほら、すばるくんもっ！」

『……え、俺も？』

(Aの家に来たら同じベッドに寝とるから、それが当たり前やと思ってたら

無理やり亮に参加させられた。

丸「たまには昔話でもしながら寝ません？ほら、こんな機会でもないと一緒に寝ることなんてなかなか、ないでしょ？」

横「……いくで」

横の合図を見てみんなジャンケンした。

1回目で決まった。

少し広い方の部屋にはマル、ヤス、亮、大倉で4人

もう一つの部屋にはヨコ、俺、ヒナで寝ることになった。

示し合わせでもしたかのように上と下で綺麗に分かれとる。

すっごい偶然。

横「眠いし、時間も時間やから寝よか。」

安「せやねー。」

年上組「おやすみ。」

年下組「おやすみ～！」

A「……それじゃあ、ごゆっくり。」

……そのあとそれぞれの部屋に入って布団を敷いて、布団に潜った。

……でも、寝れへん。