愛してんで ((Red ∞ 2)) (ページ3)

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A Side

すばるくんから突然連絡が来た日からしばらく経って

約束の日がやってきた。

メンバーさんがそれぞれ好きな料理をネットで調べて食材を買って

朝から料理をつくってる。

ﾄﾝﾄﾝﾄﾝｯ

ｼﾞｭ-ｼﾞｭ-…

ﾋﾟﾝﾎﾟ-ﾝ

多分、この時間に来るってことはすばるくんとメンバーさんたちだろう

…でも、手が離せない。どうしよう。

『ごめーん！いまちょっと手離せないから鍵で開けてもらえるー？』

ｶﾁｬｯ

「「失礼しまーす！」」

その声と同時にドタドタとした足音が聞こえた。

挨拶しなくちゃ……

一旦IHを止めて、みなさんの方に背を向ける。

『……えー、村上さん、丸山さん、安田さん、大倉さん、はじめまして、藤峰Aと申します。』

村丸安大「はじめまして。』

『……そして、錦戸さん、横山さん、お久しぶりです。』

横「どーも、こんにちは。』

錦「お久しぶりです！』

『……あの、すみません。お料理に集中してばっかりでお飲物出すの忘れてました。』

村「そんなんええよ。俺らで出来るし。』

ニコッと笑う村上さん、八重歯が眩しい

村「それより、料理大変そやなぁ。手伝おうか？」

返事を聞く前にネキパキト手を洗って食材を取り出す村上さん。

なんか、イメージ通り。

そのあと結局、" みんなでやった方が楽しいやん♪"と言う丸山さんの提案でみなさんやすばるくんにも手伝ってもらい

少しわちゃわちゃしながら

思っていたより早く、料理をつくり終わった。