肺炎 聡sido&ちゃんまつ ページ20
今日は全員でスタジオ練習
なんだけど、どこからか咳が聞こえてきた
m 「けほっこほっ」
s 「ちゃんまつ大丈夫か?」
m 「うん、大丈夫!」
s 「あんま無理すんなよ」
m 「うん、ありがとう」
見た感じ結構ぐったりもしていて、多分熱あるな、、、
そのあと昼の12時半くらいまで練習した後、
お昼ご飯を食べようとしていると、ちゃんまつが急にうずくまった
m 「けほっこほっ、、、んっ、、、ん、、、」
s 「ちゃんまつ?!おい大丈夫か?!」
ちゃんまつはずっと手で口をおおっていて、離そうとしていなかった
s 「ちゃんまつ、苦しいから一回手離そう?」
m 「けほっこほっおえっ...こほっうぇっ...」
ちゃんまつの口からは真っ赤な液が出ていた
それが俺の手に付き、見ると血だった
s 「ちゃんまつ!」
n 「とっちさん!救急車!」
t 「わかった!」
n 「大輔タオル持ってきて!」
d 「わかった!」
俺はパニックになり、一瞬体が凍った
n 「おい聡!ちゃんまつ寝かすぞ」
s 「おっおう、、、ごめん」
t 「あと十分ほどで着くって!」
n 「ありがとうございます!」
d 「タオル持ってきたよ!」
n 「サンキュー!よし、寝かすぞ」
ちゃんまつを寝かし、横にした
咳が治まらず、血も出ている
どんどん弱くなっていき、
顔色も悪くなっていく、、、
ちゃんまつは血を吐きながらも俺の手を握り、
必死に名前を呼んでいた
m 「けほっこほっおぇっ、、、さとっ、、、ちゃん」
s 「大丈夫、側にいるからな」
この時間が俺にとっては
十分より長く感じた、恐怖の時間だった
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作者名:as髭男 | 作成日時:2020年7月29日 0時