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「
ハリーは小声で繰り返した。
「そうだ。じゃあいくよ？」
ルーピンはゆっくり頷くとそう言って箱に手をかけた。
冷たいものがゆらりと箱の中から立ち上がった。
吸魂鬼だ。
フードに覆われたその顔は明らかにハリーを向いている。
教室中が冷たくなり、灯りが消えた。
「エクスペクト パトローナム！エクスペ、エクスペクト……！」
ハリーは杖を吸魂鬼に向け、叫ぶが直ぐに吸魂鬼の力に耐えられず倒れてしまった。
「「ハリー！」」
『エクスペクト パトローナム！』
Aは杖を取りだし、吸魂鬼に向けた。
「……ああ…君の
『…』
二人で協力し、吸魂鬼…もとい
「すみません…」
ハリーのメガネの下には冷や汗が溜まっていた。
「大丈夫かい？」
「はい…」
ハリーは机に縋って立ち上がり、その机に寄りかかった。
「さあ、これを食べるといい。」
ルーピンがハリーにチョコレートを渡した。
『それを食べたらもう一度。…大丈夫、一回でできるだなんて期待してなかったから。むしろ出来たら驚く。』
「Aはどのくらいで出来た？」
『さぁね、こういうのは自分の時計で測るものだから。』
「…益々酷くなるんだ。母さんの声が益々強く聞こえる。……それにあの人、ヴォルデモートが…」
ルーピンの顔がいっそう青白く見えた。
「ハリー、続けたくないならその気持ちは私にはよーく分かるよ。」
「続けます！」
ハリーはチョコレートを一気に頬張り、激しく言った。
だが、Aが気になったのはルーピンの言葉だった。
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アキナ - おもしろいです！作者様のペースで更新頑張ってください！ (2021年7月19日 16時) (
レス) id: 4ce2f65376 (このIDを非表示/違反報告)
和恋(プロフ) - めっちゃ続き読みたいです！更新待ってます！！ (2021年4月29日 15時) (レス) id: c286ccdbac (このIDを非表示/違反報告)
セブラブ - こんにちは！最初のシリーズから今までのを見てとても好きな作品になりました！これからも更新頑張ってください！ (2021年4月8日 23時) (レス) id: c2a3af8909 (このIDを非表示/違反報告)
セブ妻狙い - 大好きな作品です！スネイプ先生との関係が破綻仕掛けてるとこにそわそわしながらも楽しませてもらってます！これからも頑張ってください！！！ (2021年3月31日 1時) (レス) id: 1c25d764dd (このIDを非表示/違反報告)
魔法使い隊 - 更新楽しみにしてます。頑張ってください。 (2021年3月30日 17時) (レス) id: b2f17d6310 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドナ | 作成日時：2021年3月9日 22時
