肆戦目 ページ4
秀吉side
あの子はきっと結月とは別の力が備わっている。
間違いない。
あの子は姫巫女に1番近い存在。
あの織田軍が黙ってるとは思えない。
半兵衛｢秀吉様、少し気になることがあるんだけど｣
秀吉｢どうした？｣
半兵衛｢これはあの子が着てた着物なんだけど…｣
そう言って渡してきた着物を見る
秀吉｢これは…織田の家紋、？｣
半兵衛｢あの様子だと本当に記憶がないみたいだけど織田にいたのは間違いなさそうだよ？｣
官兵衛｢織田軍が必死に誰かを探しているという情報も入ってきている｣
秀吉｢へぇ〜、あの織田軍が必死にね…｣
三成｢どうしますか？｣
秀吉｢どうするも何も俺のお嫁さんにするよ？｣
三成は反対してるけどほかの3人は賛成。
縁側で結月と楽しそうに話すA。
まるで春に咲く桜のように可憐で夏の太陽のように眩しく、秋のようなもの哀しさと冬に降る雪のように儚い笑顔を俺は心から守りたいと思ったんだ。
秀吉｢どう？俺のお嫁さんにならない？｣
結月｢もう！秀吉さん！｣
｢お嫁さん…？｣
秀吉｢そう、俺がずっと守ってあげる｣
｢え、あの…｣
半兵衛｢ほらほら〜困ってるでしょ〜！｣
官兵衛｢時間をやったらどうだ？｣
三成｢急いては事を仕損じる。ですよ｣
秀吉｢んー、そうだね！考えといてよ！｣
｢はい！｣
初めて俺に向けられた笑顔は今まで見た何よりも美しく可愛らしかった。
結月｢ふふ、秀吉さんって分かりやすいですね！
お手伝いしますよ！｣
｢？
結月ちゃん何のこと？｣
結月｢Aちゃんには内緒〜！｣
｢えー？結月ちゃーん！｣
元気に結月といるAに安心して広間に戻ろうと背を向けた時
結月｢Aちゃん？！しっかりして！｣
慌てて振り返ると頭を抱えてしゃがみこむA。
秀吉｢A？！どうした！何があった！｣
苦しそうにするA。
突然
｢奴らが来る。城下町に厄魔が来る｣
目は青から緑に変わっていて口調はまるで別人だった。
兵1｢秀吉様！城下町に厄魔が！｣
その場にいた皆が息を飲んだ。
意識を失っているAが予知したかのようなタイミング。
これは偶然じゃない。
秀吉「姫巫女の力に予知ね」
利家「よし！ここは俺と三成に任せろ！」
そう言って厄魔討伐に向かった2人。
半兵衛「この子は天下統一に欠かせない存在になりそうだね〜」
官兵衛「織田軍が探してるもこの娘で間違いなさそうだ」
秀吉「Aは渡さない」
絶対に
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にょるてて(プロフ) - 戦ブラ好きさん» ありがとうございます！これからも頑張りますのでゆっくり見守ってください！織田軍もここからまた出てくる予定です！ (2019年10月25日 12時) (
レス) id: c6773b793e (このIDを非表示/違反報告)
戦ブラ好き - 絶妙に面白い点があります。私は織田軍推しなので最初に織田軍が出て来てくれて嬉しかったです。 (2019年10月22日 7時) (レス) id: 87155e6e69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジノユト | 作成日時：2019年10月14日 10時
